私はなるべく自然にこのはちゃんと話をしようと
放課後、話す事にした
2人、教室に
気まずい、だけど話さないと
今のこのはちゃんは表の顔じゃない
冷たい表情と声が刺さる
これが聞きたかったこと…
このはちゃんが私を嫌う理由、
少し目を見開いたかと思ったら
一瞬で胸ぐらを掴まれた
泣きそうになりながら精一杯話すこのはちゃん
…純喜先輩、?
全部私のせい?
「 それが嫌だった 」と言うこのはちゃん
好きなの人の視線の先に
映る、私じゃない人
それがどんなに辛いか
今の私には分かる、、
だから私にも同じ想いを…
これが理由。
今できることは謝る事、だけ
傷つくのは私だけでいい、
だって貴方が恨むのは私だけでしょ?
じゃあ、と言って去ってしまったこのはちゃん
拓実と、、別れる?
そんな…それが
このはちゃんの望み、、?
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!