第3話

💎
1,508
2020/06/03 23:36
白石(あなた)
え、、、、っおかあ、さんが、、、?




私がその知らせを聞いたのは、今からたった1週間前で。







今でも気持ちの整理がつくわけ無い
白石(あなた)
なんで、お母さんだったのかな、、、
なんの運命だったのかな







お母さんが不良同士の喧嘩に巻き込まれて、その勢いで刺されちゃうなんて。



















、、、、、、、、、、、、、そんなの、絶対にあり得ない。










だから大嫌いなんだよ。喧嘩する人も、素行の悪い不良もヤンキーも。


みんな、みんな、他人に迷惑しかかけないじゃん。








白石(あなた)
、、、、、、大っ嫌い



私はそんな独り言を呟いて、大きく息を吸うと新たな地に足を踏み入れた



















踏み入れたのは、私の転校先である私立高校。








、、、、、、入試で名前を書くだけで受かってしまうくらいの不良だらけの学校








どこのお嬢様学校かと思ってしまうくらいきれいな校舎の壁には、
その雰囲気には似合わない落書きを消した跡








あぁ、なるほどね






不良と言う、本当に迷惑な奴らが書いた落書きを、清掃員とか業者の人が
消したのね。


私は一人で勝手に納得する。



そしてふと校舎を見上げた
白石(あなた)
最悪、、、、、、




何が最悪って、校舎から怒号が聞こえるのとか。
机を蹴り飛ばす音がするとか。





まぁ、そんなとこ。
























白石(あなた)
まずは職員室によるんだっけ
私は手元にある【転入生案内】とかかれたプリントを見る。


そこには、学校までのアクセスと当日の注意事項だけが書いてあった。








校舎にはいると、とりあえず左に曲がる


職員室って普通1階にあるでしょ





どうみたって右は体育館への道






よし、左に行こう






私はそう確信して、左へ突き進んだ

















、、、、、、、、が












白石(あなた)
え、ここどこ?

プリ小説オーディオドラマ