私が佐藤さんに渡したのは、
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そして夜
ピーンポーン
佐藤さんは歩きながら手を振ってくれた。
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楽しかったなー。
あいつが来なかったらもっと楽しかっただろうけど。
光くんが「ママー」って言いながら駆けつけるの可愛かったな。
このお泊り?で気づいたことがあった。
やっぱり光くんが好き。
大好き。
光くんと一緒にいたい。
でも、光くんは今日のことで私のことを嫌いになったかもしれない。
明日学校に行ったらまた黒板に
「あなたは殺人者の娘」
って書かれるんだろうか…
光くんはこんな殺人者の娘の私のこと、、、、、
『どう思ってるんだろ』
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光視点
あなたちゃんのいえ初めて泊まった。
というか、女子の家に初めて泊まった。
やっぱりあなたちゃんが好き。
もうちょっと泊まりたかったな。
あなたちゃんのお父さんが殺人者だろうがなんだろうが関係ない。
あなたちゃんはいい子なんだ。
面倒見が良くて優しくて、、、、、、
そんなあなたちゃんが好きだ。
あなたちゃんは僕のこと、、、、、、
『どう思ってるんだろ。』
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小学生編は以上で終了となります!
次は中学生編ですよ!
1時間後くらいにまた小説が投稿されるのですが、そこでは光が転校するところから、小学生編の最終回までざっくりまとめたものが投稿されます。
それの次が、中学生編です。
今後ともこの小説をよろしくおねがいします。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!