第28話

#27
1,092
2021/07/02 17:56
それから30分くらい揺れて、病院に着いた
もう入院する部屋は決まってて
個室らしい
難しい治療をするにあたって
個室の方が人目も少なく
私も医者側にとってもいいらしい
看護師
あっこんにちは~☺️
花巻あなた
花巻あなた
「こんにちは」☺️
花巻あなた
花巻あなた
「あの砂山先生いらっしゃいますか?」
看護師
「手術のことですね
お名前は花巻あなたさんで
お間違いないでしょうか?」
花巻あなた
花巻あなた
「はい、間違いないです」
看護師
「ではそちらの椅子におかけになって
少々お待ちください😊」
花巻あなた
花巻あなた
「わかりました」😊
数分くらい経つと、
奥の方から白衣をきた医者がこっちに向かってくる
砂山先生
「はじめまして!」
花巻あなた
花巻あなた
「はじめまして」😊
砂山先生
「あなたさんの手術の担当をする担当医の砂山と申します。よろしくお願いします。」
花巻あなた
花巻あなた
「よろしくお願いします。」
砂山先生
「ここまで来るにあたってなにか体調に変化はありませんでしたか?」
花巻あなた
花巻あなた
「何回か意識を失ったことがあって、その時は毎回耳の後ろの方が痛むんですけど、それ意外にはたまに頭痛があったりします。」
砂山先生
「今は体調は大丈夫ですか?」
花巻あなた
花巻あなた
「大丈夫です」
砂山先生
「それでは手術の詳しい話をもう一度お聞きしてもらいたいので、病室にご案内しますね。」
花巻あなた
花巻あなた
「ありがとうございます。」
そして砂山先生と看護師さんと一緒に個室の病室へ向かった
結構広かった
半分治療費も普段してくれるって言ってたし
手術が受けられるなら、
ここに来て正解だったのかもしれないね
看護師
「荷物預かりますね」
花巻あなた
花巻あなた
「ありがとうございます」
看護師
「ベッドに楽な体制に
なっていただいて大丈夫ですよ」
花巻あなた
花巻あなた
「はーい」
私はベッドの中央で座るような形で、楽な体制になった
そして再度、手術内容を確認した
手術の三日前から入院してるけど
別に飲み食いは全然いいらしい
飲み物は下の自販機で買ってもいいらしいし
ご飯もちゃんと病院側が出してくれるそう
だけど手術以降は水かお茶しか飲めないらしい
ご飯もおかゆとかだって
まぁ私はそれでも全然構わない
看護師
「荷物はここにいれる場所があるので
入院中は全て自由に使ってくださいね」
花巻あなた
花巻あなた
「いいんですか?」
看護師
「はい😊」
看護師
「お風呂もお手洗いもこの部屋にありますので、ご安心してお使いください」
看護師
「入院服もこちらで
ちゃんとご用意していますよ」
花巻あなた
花巻あなた
「ありがとうございます」
看護師
「お昼ご飯はどうされましたか?」
花巻あなた
花巻あなた
「まだ食べていないです」
看護師
「ではこちらでご用意しますね」
花巻あなた
花巻あなた
「いいんですか?」
看護師
「もちろんです😊」
花巻あなた
花巻あなた
「ありがとうございます」☺️
看護師
「何かあったらここのナースコールで
看護師をお呼びください」
花巻あなた
花巻あなた
コクンッ
看護師
「じゃあちょっと待っててね」
花巻あなた
花巻あなた
コクンッ
昼食を待つ間、
持ってきていた荷物を片付けたり、
お風呂やトイレを見学したり笑

洗面所も綺麗で
ここで暮らせるんじゃないかって思ったけど笑

これから入院生活がんばるぞー!
おー!
なんてね、ほんとは怖いものばっかなのに
強がんなよ
そうやって玲於くんは私を怒ってくれるかな
はぁ、会いたい
もう会いたい
会いたくて会いたくて仕方ないのに
メッセージでも送ろうかな
こんな感じで会話は終わっちゃったけど
多分お互い笑ってそうだから
元気だよ、大丈夫だよ
心の中でも想いあえるふたりは
これから先も大丈夫
あっそうそう
ちゃんとおにいにも連絡しとかなきゃね笑
それから看護師さんが昼食を持ってきてくれた
素朴なものだけど
美味しかったなぁ~
おにいへの連絡はそのあとでちゃんとしたよ
おにいも手術がんばれだって
心強いね

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