それから少し経って
玲於くんの手が私の身体から外れて
お互いの身体も離れた
そう言いながらも玲於くんはちらっと確認して笑っている
結構泣いちゃったから
結構な水溜まりのような模様が…笑
ちょっと冗談混じりで言ってみた
普通にオッケーされちゃった笑
私はその場からすっと立ち上がって
おにいの部屋の洋服ダンスを漁って、一枚手にとって、玲於くんのいる部屋へと戻った
私が戻ったら
玲於くんは服を脱いでいて
上半身裸の状態になった
それにしてもいい身体だ…
いやいやそんなこと言ってる場合じゃなくて!!
玲於くんはあなたの言葉に笑いかけながら
あなたが渡した服を来た
その隙に私はそーっと玲於くんが脱ぎ捨てた服を持って、洗濯機の場所へ向かおうとした
バカにしたみたいに笑いかけやがって…笑
照れながらあなたはその服を洗濯機に入れてまた戻ってきた
トコトコトコトコトコトコトコッ
もうくつろいじゃってる玲於くん
なんて和やかな…笑
平和な…笑
突然言い出した玲於くん
玲於くんの顔が私の顔の前まで来た
また再びふたり元の位置に戻って笑いあう
今度は私を玲於くんの近くへ
それからまたたくさん話した
GENERATIONSさんのことも
玲於くんのことも
私のことも
玲於くんといると
自然に笑ってる私がいる
だからいつまで経っても玲於くんは嫌いにならないね
好きでいるしかないでしょ笑
なんてね笑
びっくりした
そっか、お互い行ける仲なんだもんね
でも絶対に報道とかされそう
上辺だけの返事でここはね
ガチャン
はぁ、もう寂しい笑
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。