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気づいたら

森ん中だった、、

いや、だって！森ん中だよ！

街灯とかも見当たらない、てか
人工物が見当たらないくらいのThe森！


確かに、都会ではない、ちょっち田舎だけどさ


少し道間違えたからってこんな森ん中までとかなくね？

振り返っても道らしきものもないのよ！？

何時間もボケーって歩いたてか？！




.........。

とりあえずスマホを取り出してみる。





22時23分

圏外とかスマホ役にたたないやーん


てか22時過ぎてるとか、、


さっきまで18時前くらいだったのに





え、まじで4時間歩いてたの私？




改めて当たりを見渡すと、真っ暗で

月明かりのみだった。


なんか急に怖くなってきた、、


富士の樹海みたいじゃん！


…行ったことはないけどさ！



いや、まじでどうしよ。

迷子じゃん私。


とりあえず、来た道を戻ろう
電波復活しなきゃ遭難するわまじで

('-'  ).........。








どれくらい歩いたんだろうか



全く景色変わらん。


不気味過ぎる





立ち止まり空を見上げる

今日は満月かー


少しでも明かりがあるのは助かる





ん？あれなんか、黒い影？

どんどん近づいてくる！！

あれか？！空から女の子降ってくるあれか？！！




はっきり見えてきたと思ったら

本当に一瞬で
目の前に、月明かりに照らされてキラキラと反射する白髪の男の人がいた

いや、あんたのかっこの方がうけるんだけど！？



なんで目隠ししてるの？

プレイ？

見えてるのそれ？


てか、空とべるのか？！

なんかじーっと見てくるその人は

急にニコッと笑った

この状況もだけど、1番あんたが怪しいし怖いわ！

知らない人についてっちゃいけないの！

でも社会人だから丁寧に断る！

だから、遠慮じゃねーんだよ
嫌がってんの気づけよ！



あれ、なんか足元で光った


いつの間にかキーホルダー落としてたっぽい

ズドーン

メキメキ





キーホルダーを拾おうと屈んだ瞬間

え、なになに
今凄い音したけど



音のした方を見ると木がへし折れて砂埃が舞っていた。

そして、形容しがたい姿となんと表現したらいいか分からない鳴き声をしてるやつがいた



 

･･･



おばけぇぇぇぇ！！！




本当にびっくりすると声出ないって本当だったんだー
なんて頭の片隅で思いながら私は動けずにいた

は？何言ってんの
なんでそんな平然としてんの？
てかあれなにか知ってるの？


聞きたい事たくさんあるのに声に出せない




そうしてる間にまたやつが奇声を発しながらこっちに飛びかかってきた


怖い


ぎゅと目を閉じてしまった

避けて逃げようとすればいいのに身体が動かない






呪霊「おお"お"おお"お"、、っ」



ペシャッ

おばけの声が消え
何がが弾けるような潰れたような音がして
恐る恐る目を開けたら

そこにはもうおばけの姿は無なった


おばけだったらしい物があるだけ





てかあんた。
さっきから1人だけで喋ってるって気づいてる？

助けようともしてくれないなんて

この、、腐れ外道がっ

そう言うと有無を言わさず手を引かれ腰を支えてくれた






と思ったら





俵かつぎされた