次の日。
やっぱり眞弥は迎えにこない。
私は昨日と同じく1人で学校に向かった。
学校に着き、教室に行くと、違和感があった。
あれ…?
私の机が汚されてない…?
でも、その代わりに…
あーあ、今度は俺かよ、笑
そらの机が汚されていた。
私は、そらの元へ行こうとした。
けど、
あなた、ダメ。
え…?
あなたがそらに関わったら、今度はそらのいじめがエスカレートする。
だから、私たちは見てるしかないの、
私は怒りを覚えた。
だって、そらが私を守ってくれただけなのに、、、
私の体は、自然といじめグループの方に向かっていた。
ちょっと話があります。
今から屋上で話せますか、?
え、いいよー
私たちは一言も発さず、屋上へと向かった。
で?
あんたが私を呼び出して話なんて、
もう、辞めてください…
え?
もう、辞めてください…!!
あー、それは無理かなー
なぜ?
あいつが私の気に触るようなことしたのが悪いのよ、
え…?
どーゆーこと?
あんた、昨日そらと2人で何か話しただろ?
あ…
────────────────────────────────
9話は終わります!
では、また10話でお会いしましょう!
次回、2人の運命は_____
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!