流星side
俺らは急いで病院に向かった。
病室は、ピッピッピッピッと言う音が流れてるだけで
みんな沈黙のままだった。
まぁ、俺らが病室についたら望たちがすっごい
泣き始めたんやけど、笑
望「…ッ(泣)
ほんまに…ごめん…(泣)」
淳太「俺、なんで、信じてやらかったんやろ、」
濵ちゃん「あなた…」
神ちゃん「ほんまに、すまん…」
照史「あなた…ッ(泣)」
『…』
すると、その時、
しげがあなたの人工呼吸器を外した。
全員「?!?!」
『は?!?!
お前、何考えてんだよ!!!!』
病室に響く、
ピーーーーという音。
いつ鳴るか分からなかったその音に
みんな恐怖心を抱いていたのに…。
しげ「俺には愛があるから((チュッ」
そう言い、しげはあなたにキスをした。
『…は、?』
全員「…」
ふつーのキスじゃなくて、
ずーっとずーっと長いキス。
まるで、
白馬に乗った王子様が白雪姫を助けるみたいな… 笑
↑俺、白馬の王子様なん?!やったー!byしげ
うるせぇ。黙っとけ。
そして、ついに…。
ピーーーーっという音が消えた。
あなたがこの世を去ったという合図だ…。
『…おまえっ…』
ピッ…ピッ…ピッ…ピッ。
止まったかと思った音が
また鳴り始めた。
勝利「え、」
風磨「あなた?!?!?!」
玄樹「嘘!!!!!」
優太「やっば…!!」
『嘘…やろ…!!』
しげ「へへっ 笑
だから言ったろ?!
愛があるって!!!笑笑」
『…ほんま、お前には敵わんわ 笑』
望「と、とりまナースコールせんと!!」
神ちゃん「せ、せやな!」
しげ。。。殴りかかろうとしてごめんなぁ←←
↑殴りかかろうとしてたん?!byしげ
ピーーーーっていう音が消えた時に…笑笑
ま、ひとまず医者待つか。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。