コーチはその声で目を覚ます。
あたりを見渡すと、知らない家しかもふかふかのベッドで寝ている。
慌てて飛び起きてコーチは深々と頭を下げる。
こうして、コーチは御屋敷のメイドとして働くことになった。
メイドの仕事は楽じゃないけど…
闇市に売り飛ばされそうになったことを考えれば苦でもなんでもない。家でも親にこき使われたしと思いながら仕事するのであった。
屋敷の暮らしにも慣れて何日か過ぎた頃
屋敷に連れこられて以来、ちゃんと会えてないな〜。どんな人なんだろうσ( ̄^ ̄)?
屋敷に家族の肖像画はあるけど子供時のものでピンとこないしなと考え込んでいると。
キョモに促されるままコーチは掃除に集中する。バケツの水が汚くなり、外の井戸に交換しに行く。
独り言を話ながらいつか自分を助けてくれたご主人様に会いたいと舞い上がって水を庭先にまくと…
コーチのまいた水は勢いよく庭先の草むらにまで届く。そこで昼寝していたシンタロに引っかかってしまう。
コーチはあわてて謝る。
コーチは小走りで近くに干してあったバスタオルを持ってきてシンタロの服を拭こうとする。
濡れた上着を脱ぎ捨てコーチに渡すと、家に入りバスルームに向かう。
シンタロのあとをコーチはちょこちょこと追いかける。
シンタロは立ち止まり追いかけてくるコーチの方に振り向いて笑い出す。
シンタロはコーチの腕を掴んでバスルームに連れ込む。
顔真っ赤にしてコーチは抵抗する。
シンタロの言葉の意味を理解出来ずに固まっていると、シンタロがコーチを残しお風呂場に入って行く。
キョモの怒鳴り声でコーチは我に返る。
キョモはコーチの持っている服を見て誰かお風呂に入っているのかを確認して、バスルームにあるクローゼットからタオル取り出してシンタロの入っている風呂場にコーチは放り込む。
コーチの目の前には、シンタロが優雅に鼻歌を歌いながらバスタブに浸かっている。
シンタロはウィンクをして手招きをする。
シンタロはうんと縦に首に振る。
コーチは、ゆっくり洋服を脱ぐ。
コーチは初めて体験に緊張していた。
震える手を抑えながら、シンタロの背中を洗う。
コーチはシンタロの大きな背中を見て、もしかしからこの人があの時助けてくれた人なのかと思うのであった。
コーチは満遍な笑みを浮かべ感謝の言葉を述べている途中でシンタロの唇がコーチの口を塞ぐ。
シンタロの突然のキスにコーチが思考が止まっている隙を見逃さず、シンタロはまたキスをする。
コーチはシンタロの激しいキスを受け入れる。
こっくりこっくりと小刻みに縦に首を振る。
コーチはキュッと目を瞑る。
シンタロの手がコーチの股間をまさぐる。
コーチのモノはシンタロの手で扱かれる。
シンタロの手の中でコーチのモノは刺激を受けて硬くなっていく。
初めて感じる刺激に声が漏れてしまう。
と同時に、先の方からヌルっとした液体が滲み出てる。指でくりくりとモノの先の割れ目を擦るとピクピクと痙攣する。
コーチの体が熱を帯びる。
シンタロの腕にコーチの腕を絡ませてギュッと掴む。
シンタロの手は容赦なくコーチのモノしごき続けてコーチが力が抜けた瞬間に射精をする。
シンタロの声も聞こえずコーチはのぼせたのと逝った感覚から気を失ってしまう。
…❓❓❓❓
また、同じ感覚?誰かに抱っこされている❓
遠のく意識の中であの日の感覚と錯覚していた。
コーチは、シンタロ様があの日助けてくれた人だとまた確信するのであった。
𝓽𝓸 𝓫𝓮 𝓬𝓸𝓷𝓽𝓲𝓷𝓾𝓮𝓭
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。