キョモに強く抱擁とほっぺにチュッと軽いキスをする。
キョモの横に立っているコーチがそっと耳打ちする。
キョモはジュリに深々とお辞儀する。
コーチも自己紹介をするとキョモに合わせてたどたどしくお辞儀する。
ジュリは優しくコーチに話かけた。
❓❓❓❓❓
この声…
なんか聞いた事ある。まさか、この人があの時の助けてくれた人❓
話したいこともあるって言ったし…
とコーチの頭の中はグルグルと色んなことの考えが駆け巡っていた。
コーチは不安な気持ちを抱えながら軽食のサンドイッチを運ぶ廊下。
目の前から人が歩いてくる。
コーチが持っているサンドイッチに手が伸びる。
コーチが声をあげた時には遅くジェシの大きな口に放り込まれる。
次から次へとサンドイッチが食べられていく。コーチが呆気に取られていると、完食してしまう。ジェシは腹を擦りながら、ありがとうって言ってコーチの頭を撫でて去っていってしまう。
空のお皿を眺めて腹を立てていた。
コーチは絶対、こんな無神経な人はあの時の人ではないと思うのであった…。
ジュリ様が待っているかもしれないと空のお皿を持ち、仕方なく事情を説明してまた作り直そうとジュリ様の部屋に向かう。
部屋のドアをノックする。
コーチは空のお皿をジュリに見せる。
ジュリは空のお皿見るとくすりっと笑いコーチに手招きする。コーチはお皿をテーブルに置いてジュリに歩み寄る。
ジュリは優しい言葉かけながらコーチの体に触れてくる。
コーチはジュリの手の感触に声が漏れる。
ジュリはコーチの耳元で囁くと、耳元、首筋とキスをしていく。
キスがされる度に漏れコーチの声。
ジュリに身を任せるままベッドにコーチは寝かされる。
コーチが胸の前で手を組んだままガチガチに固まっている。
ジュリはコーチの腕外しながら、慣れた手つきでスルスルと洋服を脱がしていく。
ジュリは自分でバスローブを脱ぐ。
肌と肌が触れる。
コーチは自分の口を手で抑えて思い出し笑いを恥ずかそうに浮かべる。
コーチはうつ伏せにされ、ジュリは背中にキスをしていく。キスをされたところが熱を感じる。コーチは振り返り頬を染めてうっとりした表情でジュリを見る。
コーチは、ジュリがキスをしてくると思い目を閉じて口を尖らせると、ジュリの唇があたる。さっき、キョモとしたキスのように舌を出す。ジュリはコーチのキスに応えるかのように舌を絡ませる。幾度も角度を変えて絡めう舌先。離れる時に絡み合った唾液が糸をひく、濡れた唇は激しさを物語る。
ジュリは容赦なくコーチを攻める。
コーチの膝掴んで広げて、コーチの恥ずしい部分が露わになる。さっきのキスでコーチのモノが反応していた。
ジュリは枕元置いてある小瓶を手に取り、小瓶に入っていたドロッとしたオイルをコーチのおしりに塗りたくる。
声と一緒に穴がヒクヒクする
自分の体の変化に怯えながらも、刺激を求めてしまうコーチは下半身の疼きが止まらない。シンタロ様とした時よりも激しい疼き体を駆け巡り、
身が裂かれそうな気分。
ジュリの指を美味しそうに飲み込んでゆく。指も出たり入ったりして、穴をほぐしていく。
ジュリは自分のモノ取り出してコーチの中に一気に押し入れる。
奥まで挿入れると、ゆっくり腰を動かす。
刺激を受けて、頭が真っ白になりそうだった…。
快楽に溺れていくのであった…
意識が朦朧とする中で夢中でコーチはジュリにしがみついていた。
初めての夜のお相手を務めあげたコーチは…
ジュリに優しく抱き寄せられ腕の中で眠る。
眠るコーチの頭を撫でる。
その晩を境に、コーチは毎晩、ジュリに寝室に呼ばれるようになった。
𝓽𝓸 𝓫𝓮 𝓬𝓸𝓷𝓽𝓲𝓷𝓾𝓮𝓭
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。