コーチはジュリのモノを咥え込んで悦んでいた。初めての時の恥じらいはすっかり消え去り、ジュリに跨り腰を滑らかに動かす。
ジュリはコーチにキスをしながら話始める。コーチもキスに応える。
ジュリは甘えた声でコーチにいいきかすと、行為は激しくなる。
この後、ジュリに幾度もイカされてぐったりしているコーチにジュリは下半身をサワサワ触る。
不安そうな顔でジュリを見つめるコーチ。
コーチは真っ赤な顔して頬を膨らませる。
コーチは笑い出す。
拗ねてるジュリにコーチは優しく抱きつく。
ジュリにキスをする。
コーチはハッとする。きっと、ホクトのことを言っているんだと…。
でも、そのことを知るものと言えば心当たりがあるふたりしか出てこない。でも、自分から問い詰めて聞ける相手ではないので…別にホクトとはやましい事はないのでジュリに正直に話す。
コーチの頬に触れて優しく語りかけるが、ジュリの目は笑っていなかった。コーチは、その瞳を見て凍りつくのであった…。
と言ったものの、コーチは今で毎晩のようにジュリの夜の相手をしていたので、当然のごとく2、3日経つと体が疼いていた。
息遣いが荒くなり、ジュリ様との逢瀬を思い出すと、さらに体が疼いて火照る。
最初は夜だけ、その感覚が現れていたが…次第に長い時間続くようになる。昼間もボーっとすることが多くなり、ミスをする度にキョモに怒られていた。
コーチは悲しくて涙が溢れる。
コーチは、キョモに貞操帯をつけられていることを話す。
キョモは冷たくあしらう。
夜は体の疼きがおさまらず寝てもいられない。
夜風にあたり、星でも眺めうと裏庭にでる。
夜空を見上げ、星たちが輝くのを見ている。
すぐにため息をつき、俯く。
ブツブツ独り言と涙が溢れた。
ジェシに声をかけられる。
コーチは涙で濡れた顔を手で拭ってジェシに見られないように顔を背ける。
コーチはジェシに話しかけられ、ジュリのことを会話に出されると大粒の涙が溢れ出してきた。止めたくても止まらない涙。
涙でぐしゃぐしゃの顔が笑顔に変わる。
和やかな時間が流れる。
コーチは意外とジェシ様は優しい人なんのかなと思っていた。
コーチは夜風に当たりすぎて身が冷えてのかくしゃみをする。
ジェシは自分の羽織っていた上着をコーチにかけてあげる。
コーチがジェシの上着を羽織った瞬間、フワッといい香りが漂う。
どこかで嗅いだことがある匂いだなと思い考え込む…。
コーチは上着の袖を鼻に近づけて犬のように嗅ぐ。
コーチがジェシの匂いに気づくのは…
まだ先のことかな❓
𝓽𝓸 𝓫𝓮 𝓬𝓸𝓷𝓽𝓲𝓷𝓾𝓮𝓭
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!