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? 「 あすか!?」
山 「え、あすか !?」
なぜ、大ちゃんも立ってあすかさんの名前を?
あすかさんは撮影、いやカメラが回っていることを
忘れたかのように大ちゃんに言葉を投げはじめた。
わたしが長い間仮面をかぶってきたのに
そんな仮面を壊して私をおかしくさせたのは
大ちゃんだったという事実だった。
あ 「 私は今まであなたの命令を聞いてきた
涼介は私を必要としなかったから。
私を必要としてくれている人がいなくて
ひとりは嫌だった。けどあなた..
大貴だけが私を必要としてくれた。
だから私は大貴の言うことはすべてやってきた
みほちゃんに手を挙げ
必要以上にみほちゃんを一人にさせ
みほちゃんを精神的に追い詰め壊すように。
そう命令したから私は今まで
怒鳴り手を上げ 冷たく接してきた。
それで大貴が笑顔になってくれたから。
涼介はそれに1mmも気づかなかった。
いや、気づいていたのに気付かないふりを
していたのかもしれない。」
あすかさんは何を言ってるの?
大ちゃんはいつでも優しく
みほの見方をしてくれたよ。
大 「 何言ってんだよ..
そんなことするわけないじゃん!
大体みほちゃんを一人にさせて
謝ったのにそんなこと無かったかのように
接してかってに妄想広げて
精神的に追い詰めたのはお前ら
山田とあすかだろ!」
中 「ちょ、ちょっと待って。
カメラ止めてください。てのと、
説明してくれる?」
今までを知らないメンバーに知念くんと
ひかるくんが説明してくれた。
ぱぱが口を開いた、
山 「大ちゃん、なに、あすかって。
なんでそんな仲良くなってんの?
俺メンバーにあすか紹介してないよね?」
あ 「 私は涼介から愛されてないと思ってる。
だから大貴には嫌われたくなかったの
命令を守らないと嫌われると思ったから。
でもみほちゃんを見てるともう馬鹿馬鹿しくて
みほちゃんに手を挙げた後はすごく後悔した。
大好きな人の娘をこんな簡単に
傷つけてる自分が惨めに見えた」
大ちゃんはその瞬間顔が怖くなって
ため息をひとつついた。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。