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あすかさんの一言で場所を変え
大ちゃんとぱぱとあすかさんと私。
4人で話すことになった。
ぱぱが沈黙を破った。
怒鳴って大ちゃんの胸ぐらを掴んで
自分がこんなに近くでされていた
浮気に気づかなかったことを
今こんな形で知ったぱぱ。
山 「 みほは俺の大切な1人の娘だ。
なおがいなくなってただ1人の
俺の大切な家族だ。
あすかは優しくて
いつも自分より人を優先してくれる
大事な新しい嫁さんを
こんなに簡単に壊して汚したお前を
俺は絶対許さない。」
あすかさんは自然と涙を流し
自分がやってきたこれまでをすごく
後悔していた。
でも大ちゃんは?
本当はいい人なの?
私は大ちゃんの家の子になる、
なんて今は思わない、
大 「 みほちゃんは?
俺のとこに来る方が幸せだよな?」
私は言った
「 もう、私にはぱぱもあすかさんもいるから。」
けどこんな事言った私が悪かったのかもしれない
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!