第3話

#2
12,384
2020/05/20 04:46
プルルルル プルルルル
あなた

ん、あっ!もしもし?龍之介?おはよう。今何処に居るの?

芥川龍之介
あなたさん。おはようございます。今僕_やつがれ_は自室に居ますが、どうかなさいましたか?
あなた

あー、実はねぇ。今日の人虎の捕獲の依頼に私も参加することになってねぇ。それで、作戦とかどうなってるかなーっておもってね、

芥川龍之介
そうでしたか。其れならば、この後本部で、樋口と会う予定なので、そちらに入らしてください。
あなた

あー、OK、OK!わかったよ。じゃあ、あとでねー

プツッ
ーマフィア本部ー
あなた

龍之介~、ひぐっちゃん~、おはよう~。

芥川龍之介
おはようございますあなたさん
樋口一葉
おはようございますあなた先輩
あなた

で、作戦はどうなってるの?

樋口一葉
はい。今のところ、私が探偵社に偽の依頼をしに行き、そして路地に誘き寄せ、そこを仕留める手筈となっています。
あなた

んー、悪くはないけど、依頼の内容はどうするつもりなの?

樋口一葉
内容は、私が勤めている会社の裏で怪しい組織が取引をしているらしいので調べてほしい、です。
あなた

無難だねぇ~。まぁ、大丈夫だと思うよ。

芥川龍之介
あなたさんはどうなさるのですか?
あなた

ん?私?私はねぇ~、取り敢えず龍之介の作戦を傍観してるよ。何かあったらいくからね、

芥川龍之介
わかりました。あなたさんのお手を煩わせるようなことは無いようにします。
あなた

いや、別に私のことは利用してもいいよ?

芥川龍之介
いえ、そう言うわけにはいきませんよ。
あなた

んー、堅苦しいのは嫌いなんだけどなぁ?まぁ、龍之介がそう思っているならそれでいいか、じゃあ、頑張ろうね、

芥川龍之介
はい。
樋口一葉
では、いってきます。
あなた

行ってらっしゃーい。あ、ひぐっちゃん!何かあったら直ぐに私を呼ぶんだよ??いい?

樋口一葉
はい、わかりました。
ーそして探偵社ー
国木田独歩
おい、太宰!また、お前は遅刻してきて…遅刻厳禁だと、いつもいっているだろうが!!
太宰治
まぁまぁ国木田君。落ち着きたまえよ。そんなに怒ると血圧が上がってしまうよ?
国木田独歩
誰のせいだと思っているんだ!太宰!
中島敦
えっと…、国木田さん?落ちついて…
国木田独歩
落ち着いてられるか!小僧!
中島敦
あぁ、これは無理だ…。
谷崎潤一郎
あ、あの~。皆さん?依頼の方が入らしているのですが…
太宰治
おや?これは!!何と美しいのだろう!?是非僕と心中を…!!
樋口一葉
は、はぁ?
国木田独歩
こらっ!太宰!!何をしてる!!お前は残ってる仕事をしろ!
太宰治
何をいっているんだい国木田君!こんな美人な人を前にして仕事なんてしていられるわけがないだろう!
国木田独歩
アホか!こんの包帯無駄使い装置!!
太宰治
酷い!今の名は傷付いたよ!!
国木田独歩
とにかく仕事をしろ!
ポイッ
国木田さんのその声と同時に治は仕事場に投げ出された。
樋口一葉
それで、依頼の内容何ですが…
国木田独歩
ああ、はい。(凄い対応力だな…。変人なれしているのか??)

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