あなたside
あなたのせいでみんなのテンションが下がっちゃった
なんか元気づけられないかな?
なんで翔太こんな乗り気なの(笑)
前来た時楽しかったのかな?
昇降口まで歩いてると、パパとママを送った校長が反対側から歩いてきた
校長「君はいつもあんな感じなのか?」
校長「平気なのか?あんなに言われて」
校長「そうゆう訳じゃない。」
これで関わんないでくれるといいんだけどなぁ
わりと近い拓海君たちのカフェ
お店に着くと凄い混んでた
関係者だと言って中まで入っていった
拓海「おぉ〜みんな!いらっしゃい!」
栞「新商品が有名になっちゃって!嬉しい事なんだけど、品出しが追いついてなくてね」
来夢「今みんな暇か?」
来夢「そうしてくれると助かる!今日桃花遅れてくるんだよ!頼む!」
みんなで働いた
たくさんのお客さんを接客してたくさんの人に喜んでもらって、その時間はあっという間だった
お客さんが少なくなってきた頃桃花が来た
桃花「ごめん!遅れた!」
来夢「思ったより遅かったじゃん(笑)何したの?」
桃花「まず学校終わって帰ろうとするじゃん?そしたら面倒な学年主任に止められて、生徒指導されて、説教終わって、遅れるってLINEするじゃん?クラスの学級委員長に止められて、雑用やらされるじゃん!散々だったの!」
桃花「生まれつき髪茶色なだけなのになんであんなに怒られなきゃダメなの!」
桃花「そうだよ!」
なんか翔太照れてない?(笑)
もしかしたらもしかするかも…?
時計を見ると7:00をすぎてた
拓海「あなた〜」
拓海「あなたにお客さんみたいだよ」
栞「結構いい男だったわよ!」
???「君が藤井あなた?」
???「お迎えに参りました。今日からあなたの兄になる…」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!