あなた『ユ~ンギ!今日空いてる?』
ユンギ「まぁ、一応空いてるけど…?」
あなた『んじゃ、一緒に行きたいカフェがあるから一緒に行こッ!』
ユンギ「はいはいㅋㅋ」
そうして着いたのが、レトロな感じのカフェ__
そのカフェの店主はもう随分と年を老いていて、いかにもし店感を出していた__
俺はブラックコーヒーを頼んで、あなたはココアを頼んでいた。
俺が飲んだブラックコーヒーはいつもよりも苦く感じてそれはまるで
俺の心の味のようだった__
あなたは俺に、よくそんなに苦いの飲めるねって言ってきたけど、あなたも凄く甘そうなココアを飲んでいたから、
「お前こそ、そんなに甘いのよく飲めるな」って言い返してやったら、あなたは私もブラックコーヒーぐらいのめるもん!ってめっちゃ言い張ってたなㅋㅋ
結局あなたはブラックコーヒーダメだったみたいだけどㅋㅋ
そして、俺たちは飲み終わった後近くにあったショッピングモールで買い物をした。
その時に俺はあなたにネックレスをプレゼントしてあげた。
あなたはきゃぴきゃぴしながら喜んでいた。
正直いってめっちゃ可愛い。
だけど、多分今可愛いなんていったら心が暴走して今まで溜め込んできたお前への気持ちを全部言ってしまいそうだから、
「ま、まぁ、あなたにしては似合うんじゃねぇの?」って素っ気ない態度をとってしまったけどホントは凄く綺麗だと思ってるよ__
あなたに今日のうちに伝えよう___
もう俺はお前にあえないって___
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!