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第1話

プロローグ 過去。御伽くんと付き合った
66
2021/05/20 12:54
僕の姉さんは世間が言うヒドインと言われるタイプの悪女。
でも初めてあった小さい頃から僕は姉さんに恋をした。
これが恋だと気づいたときには姉さんには男がたくさんいた。。
どの男にも愛情を持たず好意だけを持ち男を誑す悪い人。

でもそんな姉さんでも僕は愛してる。

このことはまた今度語るとして今回紹介するのは
姉さんの最初の彼氏のコト。
経緯は話すけど破滅は他のやつらを紹介してからね?

そんなことが、なぜできるかって?
その話もまた今度。。。。

では、回想を始めるよ‥
よかったら最後まで楽しんでってね
御伽龍児
御伽龍児
あなたちゃん、僕と付き合ってくれるって本当?嬉しいなぁ♪
(なまえ)
あなた
うん。御伽くんのことは好きだし別にいいかなぁって
御伽龍児
御伽龍児
あなたちゃんは僕のどこが好きなの?
(なまえ)
あなた
料理と車運転できるところ‥あ!だけじゃないよ。顔とか優しくて爽やかなところとか。
なんだかんだいってステータスで選んだと思うんだよね。
姉さんはこういう悪女なんだよね
御伽龍児
御伽龍児
そっか!嬉しいな♪あなたちゃんモテるから
断られるかと思っててさ
(なまえ)
あなた
まあモテるけど御伽くんが一番だよ!
自分でモテるとか言ってしまう姉さん‥
でも事実だから仕方ないよね♡

そうそう彼はお金持ちで容姿端麗文武両道だから
ファンクラブができるくらいモテてるんだ。
それでも自信がないくらい姉さんは素敵なんだよね
闇遊戯
闇遊戯
へー御伽と付き合うなんてな。
あなたは彼氏とか作らない
タイプだとずっと思ってたぜ
ごめん。いきなり場面変えるけど
御伽が壊れる最大の原因を作った
この人の話も触れるね。

この人は別の人の体を借りて
姉さんと夜を共にしてるんだ。

これは御伽と姉さんが付き合った日の会話だね。
(なまえ)
あなた
まーね。
闇遊戯
闇遊戯
俺が告白したら付き合ってくれたりするのか?
まーいまさらだが
(なまえ)
あなた
えー。御伽くんを彼氏に置いときたいのは
御伽くんは遊戯みたいに
割り切るタイプじゃないからよ
闇遊戯
闇遊戯
なるほどな。で、どういう利点があるんだ?
御伽のやつとなるとやっぱり金か?
(なまえ)
あなた
まあそれもあるけど料理とか運転スキルとか
そういうのできる人を
そばに置いときたかったのよ。
あとファンクラブの女に
気に入らない子がいたから
ぷぎゃーしてやった
遊戯くんは笑ってるけど
姉さんはやっぱりすごい悪女だよね。
でも考えてる本音を言えるのは今の所
この人だけみたい
闇遊戯
闇遊戯
ははっ、そうか。さすが俺が愛した女だ。
裁きをくだすのは楽しいよな
ぷぎゃーに反応したんだよね。
そう。この人もなかなか癖があるんだ。
なにかと神の裁きをくだしたりとかね。
まあその話はまた別で。
(なまえ)
あなた
まーねー。
闇遊戯
闇遊戯
で、彼氏枠かどうかはさておき
あなたの今の所の一番はもちろん俺だよな?
(なまえ)
あなた
そーね。体の相性いいし気が合うし
闇遊戯
闇遊戯
そうだよな。あなたを気持ちよくさせることなら
誰にも負けない自信があるZE☆
(なまえ)
あなた
違いない
けたけたと笑いあう姉さんと遊戯。
ちょっと妬いちゃうよね

でも今の所の1位ってすごく割り切ってるよね
このひとの神経なら争奪戦に最後まで参加しそうだよね!

まあこのひとのひとコマはここまでにして
姉さんと御伽の恋人生活にすこし触れてみよう
これは僕が直接姉さんに確認した頃の話だよ
マリク
マリク
姉さん、御伽と付き合ったの?なんで?
(なまえ)
あなた
えーわかってるくせに
マリク
マリク
でもさ、僕だって家事するし
車も運転できるよ?
(なまえ)
あなた
いや、だってマリクは弟だし。別腹
マリク
マリク
そんなこといって。
どうせ御伽のファンクラブの中にいた
嫌いな女の子を悲しませたかっただけでしょ?
(なまえ)
あなた
えへへーそれもある
マリク
マリク
もー姉さんってばとことん悪女だよね
まあそういうところも好きだよ
ぎゅっと抱きつき
マリク
マリク
これからデート?
(なまえ)
あなた
あ、やっぱわかる?
マリク
マリク
うん
(なまえ)
あなた
いやぁ、王様もなかなかだけど
やっぱりお姉さん一番怖いのはマリクだわ。
ぜんぶ分かってるんだもんね
マリク
マリク
バレても離れなかった男だけ囲っとけば?
(なまえ)
あなた
いやぁ御伽くんはそうはいかなくてさ
マリク
マリク
だよね。じゃあいってらっしゃい
そっと離れ
(なまえ)
あなた
いってきます
僕も今ではこうして語れるけど
この日本当は凄く御伽が妬ましかったね
だって普通のデートなんて"感覚共有"できないし。
御伽龍児
御伽龍児
おまたせ。迎えに来たよ
車で迎えに来た
(なまえ)
あなた
ううん待ってないよ。時間ピッタリ。
その車かっこいいね!スポーツカー?
御伽龍児
御伽龍児
まあね。それはそうと、どうぞ。僕のお姫様
(なまえ)
あなた
車のドア開けてくれるなんて
やっぱりレディーファーストなのね
御伽龍児
御伽龍児
女の子には常に優しくだよ
(なまえ)
あなた
私だけじゃないんだ
御伽龍児
御伽龍児
あ、いや。助手席に載せるのは
あなたちゃんが初めてだよ
御伽はこういう女の子には
優しくレディーファーストなところが
人気なんだけど‥
さすが姉さん。それをいじって転がす‥
翻弄されてるみたいだ
(なまえ)
あなた
どこいく?
御伽龍児
御伽龍児
車だから遠出できるよ。
デートコース一生懸命考えたんだ。
だから僕に任せてよ
(なまえ)
あなた
わぁ!楽しみ!ドライブデートでもあるね
御伽龍児
御伽龍児
そうなんだ。僕のお気に入りのMDかけるね
音楽をかけながら車でいどう
御伽龍児
御伽龍児
ここの岬とか結構景色いいよ
(なまえ)
あなた
たしかに!
このとき姉さんは、ほんとはどうでもよかったみたいなんだけど。愛嬌をふって一生懸命彼の心を離さないようにしてるんだよね。初デートらしいし
御伽龍児
御伽龍児
さて、ついたね。
ここネットで調べたレストランなんだけど。
(なまえ)
あなた
うん。オシャレだね!でも高そう
御伽龍児
御伽龍児
大丈夫だよ。僕が払うから。
(なまえ)
あなた
わぁ嬉しいありがとう
席に案内されると人が他に居ない。
(なまえ)
あなた
人気ないのかな?
御伽龍児
御伽龍児
いや、僕がうるさくないように
予約して貸し切りにしたんだ
(なまえ)
あなた
へ、へぇ。お金持ちってすごいね
姉さんが珍しく苦笑したのは思ってたより
お金持ちで親切心高いところがあったからみたい。
御伽への好感度もここでちょっとあがったよ
(なまえ)
あなた
たしかに静かなほうが
会話に支障をきたすことないわね
御伽龍児
御伽龍児
でしょー喜んでくれた‥?
(なまえ)
あなた
うん!
でもこのとき姉さん的には会話はつまらなかったらしい。
これには見ていた僕も爆笑しかけたよ。。 

まあこのなんの楽しみもない
デートの話はここまでにしとくね!
マリク
マリク
おかえり!デート楽しかった?
(なまえ)
あなた
うーん。ぶっちゃけ微妙
マリク
マリク
会話弾んでなかったもんね
(なまえ)
あなた
そうそう。嘘の仮面被っるし
わたしの基本的な情報知ってるから
話すことが思い付かなくて
適当にあわせてた
マリク
マリク
ああ、やっぱアレ適当なんだ‥
(なまえ)
あなた
てか、マリクもさー
王様とのエッチはともかく
あの金持ちとのドライブデート見ても
つまらないでしょー?
マリク
マリク
いやまあそうだけど‥
マリク
マリク
僕は姉さんのすべてを知っておきたいからね
感じてるところも笑ってるところも
つまらないって顔してるところもぜんぶ
ぎゅっと甘えるように抱きしめ
(なまえ)
あなた
あははー相変わらずもの好きだね
マリク
マリク
違うよ。僕はただ姉さんを愛してるだけだよ
(なまえ)
あなた
ふふ。かわいい
この一言には一瞬どきってきちゃったけど
あくまで可愛がられてるだけってわかってる。
でも姉さんに甘えるのはすき

予想以上に長く語っちゃったから破滅は次の話しで見せるね!

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