ある日の楽屋
『おはよ』
なにわ「おはよ」
『珍しいみんな揃ってる』
道枝「……」
『ん?なに?』
『謙社何があったの?』
長尾「ひなちゃんと大吾くん付き合ってますよね?」
『え?』
西畑「なんで」
高橋「みんながoffのに会うってなったら2人とも用事でって」
大橋「付き合ってるん?」
大西「大ちゃんほんまのこと言うて」
長尾「ひなちゃん、ほんまのこと言うてくれな嫌いますよ」
『付き合ってるから、嫌いにだけはならないで!謙社に嫌われたら泣く!』
長尾「いつからですか?」
西畑「4年前」
道枝「誰も知らなかったんですか?」
藤原「俺は、最近気付いた」
長尾「だから、ニヤニヤしてたんや」
藤原「そう」
『バレたから楽屋では不仲演じやんでええやんの?』
西畑「ええやろ」
西畑「おいで、ひな」
『ギュー))大吾くん〜』
高橋「めっちゃイチャコラしますやん」
『だって、楽屋ですイチャコラできなかったんだもん』
藤原「そりゃぁ、不仲演じてるからな」
『もう、不仲はいい!』
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。