あの後、
とても楽しい時間を過ごした。
気づいた時にはもう深夜になっていた。
照れてる!
可愛い!
俺のこと男だと思ってくれてる。
嬉しい。
ポッキーくんの笑顔と言葉に照れてばかり。。
私が本当に好きなのは
ポッキーくん……?
それともはじめ……?
でも、
心のどこかにシルク先輩のことも少しある。
今頃、ゆうか先輩の告白を受け入れてるのかな?
部屋の電気を消し、
布団にもぐって何分かした後。
そっとポッキーくんを見た。
すると、
こちらに顔を傾けて目を瞑っている
ポッキーくんの姿があった。
パシャッ
私はスマホを手にして、
ポッキーくんの寝顔をカメラに収めた。
シャッターを切ると、
ポッキーくんが私の手を引き、
ポッキーくんの布団へと強引に引っ張られた。
そう言うと、
ポッキーくんが抱きついてきて
耳元で呟いた。
えっ……………?
❥ N E X T …
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!