私が完全復活した後、
先生から色々事情を聞かれ、
気づけば夜の8時になっていた。
先生から聞いたところどうやらるなちゃんは
退学になったらしい。
まだ入学してから2ヶ月しか経ってないのに。
そう思いながらポッキーくんと2人でうちに向かう。
私は少し痛む傷を抑えながら家に入った。
ポッキーくんにバレないように。。。
ちょっと気まづい雰囲気の中、
お風呂場に足を運ぶ。
- P o c k y s i d e -
あなた、本当に辛かったんだろうな。
俺がもっと早く向かってれば、
あんな傷だらけにならなくて済んだのに…。
あと俺と2人きりであなた何も感じないのかな…?
少しは感じてほしいけど……
俺も1人の男だし。
- あなた s i d e -
やばい、ポッキーくんと今日、明日2人きりなんて…!
素の私が出ないように頑張る…!
❥ N E X T …
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。