第6話

ド S の う ら が わ
1,774
2018/07/24 09:01
次の日…






はじめ
はじめ
おい、起きろ。いつまで寝てんだよ。
あなた

ん…にゃー……はじめっ…?

はじめ
はじめ
っ……お、置いてくぞ。//












今日はいつもと同じはじめだ。



昨日のはじめは…



あ、そっか。昨日だけ甘い対応だったんだっけ。



昨日は楽しかったな。



久しぶりにあんなはじめを見た。



もう1回あの対応にならないかな。






はじめ
はじめ
ほら、行くぞ。
あなた

はーい…。




私は少し眠気がおさまらないまま渋々と学校へ足を運んだ。



はじめと一緒に。






すると聞き覚えのある声が聞こえてきた。






まりん
はじめーん!おはよ!
はじめ
はじめ
ん?あぁ。はよ。
まりん
あなたちゃんもおはよー!(またはじめんと一緒に…)
あなた

あ、おはようございます。

まりん
ねー、はじめん!今日は一緒に帰ろっ?
はじめ
はじめ
今日も妹と帰るから。
まりん
ああ、そう。(あなたを睨む




まりん先輩がめっちゃ睨んでる…怖っ…


あなた

あ、私。今日友達と帰るからお兄ちゃんまりん先輩と帰っていいよ…!

はじめ
はじめ
あー…ぅん…。(まじかー。でもあなたがまりんに傷つけられるよりはましか。)
まりん
本当!?あなたちゃん優し!ありがと!
あなた

あ、いえ。

りな
あなたー!やっほー!
あなた

あ、りな!





私ははじめから離れてりなの方へ向かう。


はじめ
はじめ
今日だけな。
まりん
えー…あんな女がいるから…(ボソッ
はじめ
はじめ
は?今なんて言った?
まりん
ん?何も言ってないよー♪(立ち去る
はじめ
はじめ
っ……。(あなただけは守らなきゃ。)




































キーンコーンカーンコーン…




先生
はい、じゃあ教科書開いてー。
あなた

(やばい、教科書忘れた…。)





そう思っているとポッキー君が私の机に教科書を置いてきた。


あなた

え?

ポッキー
ポッキー
先生、教科書忘れました。
先生
じゃあ隣の人に見せてもらいな。




そう先生に言われたポッキー君は机を私の机にくっつけてきた。


あなた

え、なんで私のために…?

ポッキー
ポッキー
あなたが怒られるの見たくないから。
そのかわり、放課後残ってくれる?




そう言ったポッキー君はニコッと笑って授業に戻った。











それがなんか可愛くて少し鼓動が早くなった。















❥ N E X T …







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