アサヒとは同じクラスで席もまあまあ近いから
休み時間とかは話しかけたりする
いちいち3階まで登ってきてくれるジョンファナも
加えて、
たしか今日はバレーだったよな……
球技無理!!!!
お友達
「あなた!危ない!!」
前を見ると目の前までボールが
こっからはスローモーション
気づいたら天井が視界に広がっていて駆け寄ってくる足音と失笑される声が混じって聞こえる
血の味、、、
鼻血だ……
「俺、保体委員だから」
聞き慣れた声
なんとか体を起こす
保健室までアサヒが連れて行ってくれる
とりあえずティッシュで鼻血を止める
しばらくして落ち着いた
なんか恥ずかしい……
真っ直ぐ見つめられて
ジョンファンの顔がチラつく
あの可愛い笑顔
でもごめんね、
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!