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第93話

『君月』431〜435
87
2020/06/11 15:05

*431*







ハァ…ハァ…ハァ……







息を切らし、ヒロが眠っている研究室へと入った。





〇:ハァ、ハァ、、、ヒロの… ハァ、ハァ、、側に行かせて?





そこに居た研究員達に、檻の扉を開いてもらい、

私だけが、檻の中のヒロが居る、カプセルへと…




歩んでいった。









「 〇:、、ヒロ…?、来たよ…? 」

「 ヒ:〇〇… 、、やっとこの日が来たよ… 」

「 〇:この日…って? 」

「 ヒ:『アカツキ』の 6月のパワーを、最大限に取り込んだ。 」

「 〇:って、、ことは… 」

「 ヒ:目覚めるよ! 」

「 〇:ッ!、、ホ、ホントっ?? 」

「 ヒ:おん。やっと〇〇と逢える! 」

「 〇:、、ッ…やばい、もう…めっちゃ嬉しいっ!!! 」

「 ヒ:でもな?、、ひとつだけ、不安要因が… 」







*432*



カプセルの中のヒロは、まだ、ピクリとも動かず、


液体の中を漂いながら、私と心で会話している。







「 ヒ:俺が…目覚めた時……どうなってるか、分からへんのや。 」

「 〇:え……それって…『アカツキ』? 」

「 ヒ:せや。なるかも知れへん…」

「 〇:もし、そうなったら… どうすれば… 」

「 ヒ:どうにかして、俺を捕まえて欲しい。けど… 」








「 ヒ:アカツキのパワー相手に、そんな事でけへんやろな… 」








「 ヒ:月ごと…破壊してまうかも…しれん… 」







ッ!!!





ヒロが目覚めたら…







私たちは…







シぬって事…?









「 〇:どうしたら… 」









「 ヒ:…俺が考えたんは… 」


























「 ヒ:俺を、殺す。」

「 〇:ッ!!! 」






*433*


「 〇:、、そ、そんなぁ!、、やっと目覚めたのに、、、殺されるなんて… 」






「 ヒ:なぁ、〇〇?、俺がシぬって事は… 」

「 〇:っ!、私も… 」








「 ヒ:、、テラも居るし…〇〇をシなせるワケには… やっぱ、、このまま… 」













「 〇:いやッ!!!そんなの許さないッ!!! 」

「 ヒ:ッ!、〇〇… 」

「 〇:テラは、、ヒロを感じてる。、、、会わせてあげたい。、、、それに… 」









「 〇:…ヒロ?、、、愛してるの… 」















「 〇:もう一度、、、ヒロに… 」














「 〇:ヒロに触れられたい…// 」











ずっと想っていた。






思い出せない、あの日の夜のこと。






愛する人と結ばれたのに…






覚えてないなんて…








*434*




「 ヒ:〇〇…// 、、でもテラが… 」

「 〇:大丈夫だよ?! 」













「 〇:テラには、信頼できる家族が居るから…。 」










私は もう一度「 大丈夫! 」と、ヒロの背中を押した。




















「 ヒ:じゃあ、、、〇〇の、チカラを… 」

「 〇:、、う、うん…。 」







ツバをゴクリっ!と飲み込むほど、



私は緊張していた。







「 ヒ:リラックスして…? 」

「 〇:うん。、じゃあ、、、やるね? 」






私は、ヒロのカプセルに掌を当てがった。







こんな事、いつ覚えたのだろうか分からない、






私の身体は、キラキランっ☆ と、星屑のような細かい光を放ち、







深い深いチカラを、掌からカプセルの中へと注いでいった。







*435*



ヒロが目覚めて『アカツキ』だったなら…





私たちは…





毒ガスに支配されて…





檻の中で、眠った様に殺される。










お願いっ!!!





ヒロ…






私の、愛しい人…









戻ってきて…


















パリンッ!!!

バシャーーーーーーーンッ!!!







カプセルが割れた衝撃で、辺りに大量の水が飛び散り、






私は、、、足を取られて転倒し…













そのまま、、、意識を失ってしまった。



























「 〇:、、ヒロ… 」








「 ヒ:、、、〇〇… 」










「 〇:一緒に、、シねるなら… 」












「 〇:私は… 」























「 〇:、、、幸せ………だ……よ… 」