第114話

樹🦁いつからか
3,365
2021/09/01 18:11
樹サイド


樹
お前さ...
何、男の匂いさせて帰ってきてんの?
あなた

えぇ?男の匂い?

樹
そ、俺以外の匂いなんだけど
まじムカつく。

なんなのコイツ。
樹
浮気かよ、
あなた

浮気って...

樹
こっち来いよ
俺はあなたの腕を掴み風呂へと連れていく
あなた

ちょ...っと。樹...
手痛いから、、、

ガラっ


🚿シャーーーーー
あなた

樹...ちょっと、、、
服、、

樹
服なんて買ってやるって。
それより、俺の怒り収めてよ
俺はあなたの手を頭の上で押さえつけ
キスをしていく


深く、深く、もっと、もっと


早く、俺だけの匂いになればいい
頭の中を俺だけにしたい


あなた

ふっ...ん。
じゅ、、、、りぃ
待って...

樹
キス、気持ちイィんだ?
声、可愛い。
Tシャツは濡れて透けてて
手を中に入れ、ブラだけを脱がせると


エロすぎて
膨らみの先端を刺激していく
あなた

ぁんっ...やぁ、、
んっっ、、

ドンドンと声が大きくなるあなた
可愛すぎて
今度は下を触っていく


脱がせずに、ショーツをズラして
指を滑らせなぞると
あなた

あぁ...んっ。
ヤダァ...じゅ...り
やめて、、、、

樹
濡れてるけど?
そう言いながらあなたを見ると


あなたの目には涙がたくさん溜まっていて
今にも溢れ落ちそうだ...


俺はハッとなり、
あなたの手を解いた



あなたはそのまま、下に座り込み
肩で息をしていた


掴んでいたあなたの手首を見ると
赤くなっていて
どれだけ力加減出来てなかったか分かる、、、



樹
あなた...?
大丈夫か?
立ち上がらせ様と手を差し出すと
凄い勢いで振り払われた


樹
痛ったっ、、、!
樹
嫌かも知んないけど、
風邪ひくから....
と、、、りあえず、服脱げ
あなた

.....

樹
ほら、タオル。
俺、、、帰る....
じゃなくて、部屋で待ってるから
な?
あなた

.....

俺は風呂場を出て
ソファに倒れ込んだ

はぁぁぁ
何やってんだ俺は
分かってる、自分の気持ちは



でも、言葉には出来ない
好きだとか愛してるとか側にいたいとか



なんで、もっと後に出会わなかったんだろ?






ガチャ
樹
あなた?上がった?
ちゃんと、シャワーした?
手、見せてみ?
あなた

....ん

樹
ごめ...ん、
俺、強く握りすぎたな。
あなた

もぅ...大丈夫だから

樹
俺...
あなた

樹、しよ?

樹
は?何言って....
あなた

しようよ。ね?

樹
いや、今日はもぅ、
やめとこう。な?
あなた

じゃぁ、帰って。

樹
いや、俺、今日は、、、
しなくてもイイから。
あなた

身体重ねないなら、居る意味ないじゃん

あなた

虚しいだけだよ、二人で居たって

虚しい...
あなたはそぅ感じていたのか


俺は?何が言える?
ここに居て何ができる?



でも、離れたくなくて
あなたを感じたくて
樹
じゃぁ、来いよ。
お望み通りに
抱いてやるよ

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