樹サイド
まじムカつく。
なんなのコイツ。
俺はあなたの腕を掴み風呂へと連れていく
ガラっ
🚿シャーーーーー
俺はあなたの手を頭の上で押さえつけ
キスをしていく
深く、深く、もっと、もっと
早く、俺だけの匂いになればいい
頭の中を俺だけにしたい
Tシャツは濡れて透けてて
手を中に入れ、ブラだけを脱がせると
エロすぎて
膨らみの先端を刺激していく
ドンドンと声が大きくなるあなた
可愛すぎて
今度は下を触っていく
脱がせずに、ショーツをズラして
指を滑らせなぞると
そう言いながらあなたを見ると
あなたの目には涙がたくさん溜まっていて
今にも溢れ落ちそうだ...
俺はハッとなり、
あなたの手を解いた
あなたはそのまま、下に座り込み
肩で息をしていた
掴んでいたあなたの手首を見ると
赤くなっていて
どれだけ力加減出来てなかったか分かる、、、
立ち上がらせ様と手を差し出すと
凄い勢いで振り払われた
俺は風呂場を出て
ソファに倒れ込んだ
はぁぁぁ
何やってんだ俺は
分かってる、自分の気持ちは
でも、言葉には出来ない
好きだとか愛してるとか側にいたいとか
なんで、もっと後に出会わなかったんだろ?
ガチャ
虚しい...
あなたはそぅ感じていたのか
俺は?何が言える?
ここに居て何ができる?
でも、離れたくなくて
あなたを感じたくて
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。