第79話

北斗 🦅自分勝手な俺
4,800
2021/03/29 04:18
今日は朝が早くて

スケジュールもタイト

最後のYo○Tube撮影とか

素であくびしちゃったもんな……

うーーーーん。

やっぱり、今日は無理だし

ドタキャン好きじゃないけど

やめようかなー会うの……

なんて考えてたけど、

一応言ってみて……

北斗
北斗
ごめん、今日思ったより
疲れちゃって
会うの、やめたいって
言ってみてもいい?
と、ラインを送ってみる

すぐに返信が
あなた

うーーん、
言ってみて?

北斗
北斗
今日疲れてるから
今度にしない?
あなた

やだ

北斗
北斗
なんだよ。じゃー
言わせんなよ。
あなた

だって、もぅ北斗の家だもん…

時計を見ると結構な時間に
なっていて、驚いた。

今日は時間感覚が狂ってたようだ
帰ってなんて言える時間でもなく

でも、ちょっと気分が乗らない……

でも、そもそも約束してた訳で…
北斗
北斗
分かった…
なんて、そっけない返事をして

帰路についた
北斗
北斗
ただいまぁぁ↓↓
と、明らかにテンション低めのトーンで

言うと

あなた

おっかえりー!

大きい声で言うもんだから

やっぱり、帰ってって言えば良かったと

後悔……

あなた

お疲れ様でした。
大丈夫?

と、あなたは俺の顔を覗きこみながら

言ってきて、

俺が顔をあげると目が合って

ほっぺにチュっと軽いキスをしてきた
北斗
北斗
…………
あなた

……元気でるかな?
って思ったんだけど…
疲れてるなら、
私帰ろっか?

北斗
北斗
いや、居て欲しい
ほっぺにチュー❤️されて

やっぱり、一緒に居たいと思ってしまった……

俺ってチョロいよなー
あなた

ん、わかった。
でも、いつでも帰れるから
ちゃんと、言ってよ?

会うのも久しぶり

自分も仕事で疲れてるだろうに

ちゃんと家来てくれて、

ちょっと、掃除してくれた感じ

キッチンからいい匂いもしてくる

なのに俺は

態度悪かったなーって反省。
北斗
北斗
大丈夫だよ。
一緒に風呂入る?
なんて、聞くと
あなた

一人で入って、
ちゃんと疲れとらなきゃだめ!

って言われた。

それから、風呂入って、ご飯食べて

二人でくつろぎモード

俺は読書をしながら

あなたが見ているテレビを

横目で見てた……
あなた

北斗……ほく。
ねぇ、

北斗
北斗
……ん?なぁ……に?
あなた

寝るならベットいこう。

北斗
北斗
………ぁあー
俺寝落ちした……
んだ。
あなた

ほらっ。頑張って立って。

北斗
北斗
ん。ベット、行く。
携帯片手に寝室へ行こうとすると

後をついてくるあなた
北斗
北斗
あなたはまだ、起きてても
いいよ?
あなた

私も一緒に寝る。
ダメ?

北斗
北斗
ダメじゃないよ。
じゃぁ、俺の事
ギューーーーッて
してくれる?
あなた

いいよ!

そうして、二人で

眠りについた………




…………………………
北斗
北斗
………ん……
喉乾いた………
目が全然開かないうちに

上半身を起こして隣の温もりに

ハッとした

…………そうだった

来てたんだった……

あなたの顔にかかった髪を耳にかけ

顔を見ると、スゥスゥzzzzと寝息をたてて

寝ている
北斗
北斗
ふっ(笑
可愛いなぁ…
あなたの唇を指でなぞってみる
あなた

……んっ

北斗
北斗
やべっ、起こした?
あなた

………zzzz

ホッと胸を撫で下ろし

起こさない様に、ゆっくりとベットを出る

冷蔵庫からペットボトルのミネラルウォーター

を取り出し、その場で

ゴクゴクッと飲んでいると

テーブルに置かれた雑誌を見て

近づく……

北斗
北斗
anan、目黒じゃん
色気、ハンパねぇな
俺が載ってない雑誌買ったり
するんだ…
珍しい…
それを見て、ちょっとイラっと

してしまった……

その気持ちは、段々と俺の中で大きくなって

いくのが分かる

こうなったら、自分でも止められない

寝室に行き………

俺は寝ているあなたの上に

跨った…………

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