第3話

2話
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2019/07/20 11:01



ちなみに、私がこうなったことにはあるひとつの理由があるんだ。



今日は昼休みも殴られたな、なんて考えながら荷物を詰めて帰る準備をする。



放課後に殴られたことが過去に数回あったから、なんならもう放課後でも殴られる準備は出来てるとか思ってる。



荷物がまとめ終わり、教室から出ようとした時




🐥「、、ねぇ」




『っ、、』




🐥「今、帰るの………?」




『……そうだけど』




🐥「……みんな部活行ってるよ、、?」




『それはみんなでしょ?私はみんなじゃないから。』




🐥「最近変な人出るから気をつけろって昼の放送で言ってた………」





『そうなんだ。』





🐥「だから、、送ってくよ。」





『いい、結構だから』





🐥「でも俺は、、」





『ねぇ、じみん。』





『貴方、今の私の現状を知らないからそれを言ってるの?それとも、知ってて笑いたいから私のところに来てるの?』






『正直………』

















『あんたのせいだよ、私の学校生活がこんなになったの。』


そう、そうだよ。


こいつのせいで私は






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