結局グクと二人でクレープを食べている…。
こんな事してもテヒョンはなーんも気にしないんだもんな…。はぁー。愛想つかされた?
グク「大丈夫?まぁ、そりゃあ、落ち込むよねぇー。あれ?今、付き合って一年だよね?」
あなた「うん‥」
グク「山場なんじゃないの?今が。」
あなた「今の時期かま別れどきかぁー」
別れたくないよ。テヒョンとずっと‥
あなた「ブァァァ」
涙が一気に落ちてくる。バナナチョコクレープにまで大きな水滴が垂れてきた。
グク「わぁぁーー!!泣かないで!!大丈夫だから!!!ね?いい子いい子ー!」
隣り合わせで座っていた私達。グクはわざわざ私のところに椅子を持ってきて、涙をふきながら頭を撫でてくれた。
グク…。優しすぎるよ…。テヒョンとは大違い!
グク「ねぇあなた、嫉妬大作戦しない?」
あなた「な、なにそれ?」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。