第2話

笑えない
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2018/11/09 16:16
いいな、なんでやろ。

俺には、どうして出来ないん?

みんな、出来るのに。

笑いたい。

笑い合いたい。
何でやろなぁ...。
頭をかいて、考える。

苦手でもないし、できない訳でもない。

俺の脳が拒否反応を...!

いや、それは無いか。
コネシマ
あれ?
大先生やん!
どうした?悩み事なんてらしくないで!
あーあー。

タイミング良すぎるやろ。


コネシマ


俺の相棒であり、羨ましく思っている人物。

いつも、シッマの笑顔は太陽みたいに輝いている。

なのに、俺が笑うと、

死んでるんや。
何でもあらへんよー。
俺にだって悩み事の1つや2つぐらいあるわ!w
少しわかりにくいぐらいに笑ってみる。

すると、シッマは黙って
コネシマ
嫌なら、笑わんくてもええからな。
と言って、何処かに消えてった。
俺やって、笑いたいんよ...!
なのに...!
つい、カッとなって机に拳を叩きつける。

そこには、ノーダメージの机と、負傷した俺の拳だけがあった。

その様子をシッマが見ているとは気づかなかった俺は、何回も何回も繰り返す。

そして、また殴ろうとした時、俺の拳は石のように動かなくなった。
コネシマ
やめとけ、大先生。
あざ出来てまうで。
無心で殴り続けていたのだろう。

シッマの存在に気づかなかった。


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作者
中途半端ですが、一旦ここで終わります。
次回に続くぞー。

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