第28話

音駒:黒尾(2つ目。設定は前回違います)
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2020/04/08 06:03
音駒高校3年生マネージャー
マネージャー
(あなた、高校3年生、男バレのマネージャーやってます……最近気になる、いや好き?な相手ができました。)
黒尾鉄朗
おっ、とわりぃ、あなた
マネージャー
あっ、ごめん、邪魔だったね
黒尾鉄朗
なーに呆けた顔してんだ
マネージャー
いや、別に……ていうかそれどういう顔
黒尾鉄朗
菩薩顔
マネージャー
黒尾くん?( ^ω^)💢💢
黒尾鉄朗
あ、うそうそ冗談です…
マネージャー
(そう、この男黒尾鉄朗。同じ部活なんだけど。マネージャーが選手に恋なんてものをしてもいいのかって言うね)
黒尾鉄朗
なに?
マネージャー
いや、別に
モブ子
黒尾くん、これ、借りてたやつありがとう〜
黒尾鉄朗
はいよー
モブ子
また忘れたらよろしく
黒尾鉄朗
いやいや、忘れないでヨ、おじょーさん
マネージャー
……
黒尾鉄朗
だから何?
マネージャー
いや、別に…優しいところもあるんだなーって
黒尾鉄朗
何俺がいつも優しくないみたいじゃん
マネージャー
え?ご名答ー、
黒尾鉄朗
あーあ、そんなこと言っちゃうんだー
マネージャー
うん、言わせてもらった
黒尾鉄朗
ふーん、なに?優しくしてる俺見て惚れちゃった?( ̄▽ ̄)
マネージャー
え、黒尾頭大丈夫?ふつーは優しくしてもらって惚れるでしょ?
黒尾鉄朗
んー、確かに
マネージャー
から、黒尾に惚れる要素はないね
黒尾鉄朗
優しく、ねー?
マネージャー
な、何?変なこと言った?
黒尾鉄朗
いーや、なんにも
マネージャー
(なんで好きになってたかなんて覚えてないなー)
後日
マネージャー
(あー、頭痛い。だるい。風邪でも引いたかなー)
黒尾鉄朗
おーっす。あなた顔赤くね?誰か惚れた男でもいたのかー( ̄▽ ̄)
マネージャー
……
黒尾鉄朗
おい!無視はよくねーぞ!
マネージャー
(もう、いまは関わりたくないのに!)
マネージャー
うん、めっちゃかっこいい人が落し物拾ってくれた
黒尾鉄朗
何そのドラマチックなやつー
マネージャー
いーでしょー?
黒尾鉄朗
あーあ、俺も顔よし、スタイルよし、おまけに性格よしっていう女の子に落し物拾って貰えないかなー、
マネージャー
そんなこ…なかなかいないでしょ
黒尾鉄朗
そんなことねーよ!
勢いよく立って言うから机の上のペンが落ちた
マネージャー
はい、くろ…お
黒尾鉄朗
おい!あなた……
…………
マネージャー
んっ、ここ…は
黒尾鉄朗
やーっと目が覚めたか
マネージャー
あ、黒尾ー
黒尾鉄朗
「あ、黒尾ー」じゃねーよ!
マネージャー
ん?
黒尾鉄朗
お前やっぱ体調良くなかったのな
マネージャー
やっぱってわかってたの?
黒尾鉄朗
だってお前朝練の時から動きがいつもよりゆっくりだし、顔赤いし、たく
マネージャー
ここって、保健室?
黒尾鉄朗
そーだけど?
マネージャー
え?私どーやってここまで来たの?!
黒尾鉄朗
どーやってって、ほんとに記憶ないのかよ?!
マネージャー
だってまずなんでここにいるかもわかんないもん
黒尾鉄朗
……お前が高熱のあまり倒れたから、俺がだなーっ!
マネージャー
俺が?
黒尾鉄朗
俺が……運んできたんだよ
マネージャー
そうだったの、なんかごめん、私重かったでしょ?
黒尾鉄朗
そんなことねーよ。はー、たく。こんなことになるなら朝のうちから声かければよかったな
マネージャー
……ねー、黒尾、あんたここにいて大丈夫?授業は?部活は?
黒尾鉄朗
部活は遅れてくって言っておいた。
授業は…1時間だけサボった
マネージャー
ダメだよ!こんなとこにいちゃ!
黒尾鉄朗
いーの、俺の勝手だろ?
マネージャー
んまー、そうだけど
黒尾鉄朗
元気そうなら良かったよ
黒尾はあなたの頭をポンポンと撫でる
マネージャー
んなっ!/////
黒尾鉄朗
あれあれー?もしかして照れちゃってます?( ̄▽ ̄)
マネージャー
ち、ちがっ、これはただの熱の影響っていうか、なんというか…その
黒尾鉄朗
なー、
マネージャー
は、はい
黒尾鉄朗
俺お前に優しくできてるか?
マネージャー
はい?できてるよ?
黒尾鉄朗
そーか、じゃあ惚れられる要素ってやつはできたってことだよな?
マネージャー
えっ、……え?/////
黒尾鉄朗
また顔赤くなったww
マネージャー
いや、これは
黒尾鉄朗
俺に、惚れた?
マネージャー
えっ、……くろ
黒尾鉄朗
てかさ
マネージャー
??
黒尾鉄朗
俺に惚れてくれませんか?
マネージャー
……はい?(え、これは熱で耳がおかしいだけか?)
黒尾鉄朗
やっぱいいや、なんでも
マネージャー
惚れた
黒尾鉄朗
?!
マネージャー
ていうか、もっと前から……惚れてました/////
黒尾鉄朗
あなた
マネージャー
その、すき、
黒尾鉄朗
まった!
マネージャー
??
黒尾鉄朗
それは俺からいうから!
マネージャー
……
黒尾鉄朗
前から好きでした。俺の彼女になって下さい
マネージャー
よ、喜んで/////
黒尾鉄朗
おっし!じゃあ、家まで送ってく
マネージャー
え、いやいいよ、部活に
黒尾鉄朗
なーに言ってんだ
マネージャー
うぇっ!
黒尾はあなたをお姫様抱っこした
黒尾鉄朗
彼氏が送んなきゃ誰がお前を送ってくんだよ
マネージャー
え、でも、さすがにこれは
黒尾鉄朗
これは?嬉しい?
マネージャー
嬉しいけど!恥ずかしい
黒尾鉄朗
ふーん、その顔たまんねぇーな
マネージャー
か、からかわないで!ほんとに恥ずかしいし、熱移すし
黒尾鉄朗
お前の熱なら喜んで貰うけどな
マネージャー
うぅ…
黒尾鉄朗
分かったら黙って俺の腕の中にいなさい
マネージャー
……はい

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