第131話

番外編 二周年記念
964
2022/05/18 15:00
作者
お久しぶりです、☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆です!
少し前にリクエスト募集をさせていただきましたが、予想より送ってくださり嬉しさと驚きでいっぱいです、、
今回も前回(一周年記念)と同様に1週間(七話分)続けていこうと思いますが、最初の今話はリクエストではなく私自身が考えたものになります。
リクエストしてくださった方、申し訳ありません、、
作者
そして残りの六話分は、頂いたリクエストの中から抽選させていただき、選びました(抽選サイトが知りたい方はお知らせ下さい)。
中には抽選で選ばれなかったリクエストもありますが、ご了承下さい。
『7年後の夫婦』
焦凍:マリア。今日はこれくらいにして帰らないか?

マリア:もう少し待って。今日解決したヴィランの事後処理がまだ終わってないの。

焦凍:はぁ、、ここはエンデヴァー事務所なんだから、俺たち以外にもヒーローがいる。時には手分けして事件を解決していかねぇと、マリアも大変になっちまうだろ?

マリア:ここのヒーローを信用していないわけじゃないけれど、人任せにするのは良くないでしょ?その場で1番早く解決できる人が解決すれば良い。

焦凍:、、、貸してくれ。

マリア:?

焦凍:俺も手伝うから、、早く家に帰ろう。ここにいちゃぁお前、全然構ってくれねぇだろ、、////

マリア:っ!!、、、そうだね、私には早く終わらせて焦凍に構ってあげるっていうタスクがまだ残ってるんだった。

焦凍:タスクって、、(勇気出して言ったのに、こいつ、顔色ひとつ変えねぇ、、)
焦凍side

マリアはいつも仕事熱心だ。

学生時代からはいくらか柔らかくなって、いつも1人で解決しようとする癖も緩和されてきている気がする。

しかし、それでもやっぱりマリアはマリアで。

なんでか知らねぇけど、俺の攻めている言葉のかわし方も徐々に覚えてしまっているらしい。

俺はしょっちゅうマリアの言葉にドキドキしたり焦ったり忙しいのに、マリアはそうでもないらしい。

俺だけって嫌だな。

でも、もうハグしてもキスしても「どうしたの焦凍。甘えたい気分ってやつ?お茶子から聞いた。」とか、「寂しいの?上鳴から聞くには、男って感情の通りに動くらしいね。何かあったの?どうにかすることはできるか分からないけど、聞くだけ聞く。」とか。

俺のこと大切に思ってくれてんのは分かる。分かるが、、、
マリア:『トキメキを感じなくなってきた、

焦凍:、、、は?
マリア、、おま、は?!

今、なんて、、

『トキメキを感じなくなった』、、だと?!

ま、まさか、俺の行動に表情を変えなくなったのは、俺に飽きたからとか、、
マリア:そこのあなたたち!聞けば進展、聞かずは別れ、恋愛占いで2人に個別アドバイス!!』

焦凍:、、、え?

マリア:ほら、あそこ。道の脇に。昨日あったかな、あんなの。

焦凍:あぁ、、そう言うことか、(良かった、、)

マリア:占いなんて受けたことない。でも、三奈とか透とか、そういうの好きだって言ってた。

焦凍:好きそうだもんな。

マリア:、、、焦凍。行こう。

焦凍:、、、?!?!
嘘だろ。
占い師:えっとぉ〜、ん〜ん、そうねぇ。お二人とも超美形って感じぃ。揃って眼鏡はウケるぅ。

焦凍:(俺たちがヒーローで、しかも結婚してるなんてバレたらいけねぇって親父に言われたから仕方ねぇだろ。っていうか、嘘くせぇな、この占い師、、)

占い師:んじゃあ質問しよっかなぁ、、女の方ねぇ。あんた、名前はぁ?

マリア:マリア。

占い師:ふぅん、珍し。ウケるぅ

マリア:『ウケる』?

焦凍:気にしなくて良い。

マリア:?うん。

占い師:んじゃあ隣の彼氏ぃ?夫ぉ?知らないけど、名前教えて。

焦凍:俺は、、

占い師:違うぅ、女の方が言うのぉ。

マリア:ぇ、、、しょ、焦凍、、

占い師:んじゃあ男の方、名前呼んで。彼女のねぇ?

焦凍:マリ、、ア、、、
これ、、なんだ?

ただ、名前をお互い呼ばせあってるだけだよな。

俺も占いとかは初めてだが、もうちょっと違うもんだろ。

これが普通なのか?
占い師:2人、めっちゃ相思相愛じゃぁ〜ん。ヤバぁ、見たことなぁい。いやもうアドバイスとかないわぁ。っつうかめっちゃ女の方、相手のこと好きだよねぇ。
ん?
占い師:なんて言うかぁ、私はいつも占いするときにお互いに名前呼ばせるんだけどぉ。今まで聴いた中でも格別だわぁ。あんた、めっちゃ好きでしょこの男。もう半分依存してる感じぃ。ずっと一緒にいたいとかぁ、ずっと触れてたいとかぁ。表に出さないだけでめっちゃ思ってるタイプゥ。
いや、このマリアがありえねぇ。

むしろそれは俺の方っつうか、、

俺は反射的にマリアの方を向いた。

しかし、そこには俺が見たことがないほど顔を赤くしているマリアの姿があった。
マリア:っっっ////

焦凍:ぇ、、、
とにかく一言。

めっっっっっちゃ可愛い。

林檎みてぇ。

気付けば俺の観察結果?も終わっていて、帰路についていたが、それまでマリアは一言も話さなかった。

そろそろマリアの声が聞きたくなってきた俺は、思い切って話しかけた。
焦凍:、、、マリア?

マリア:、、、

焦凍:マリア。大丈夫か?

マリア:、、、何。

焦凍:、、、顔赤い。

マリア:、、、

焦凍:マリア。好きだ。

マリア:っ、、急、に、何っ、、////

焦凍:おぉ。
今なら何言っても良い反応してくれんだろうな。

いや、そんなことずっとしてたらいつかマリアが拗ねちまうし、これくらいにしねぇと。

でも、、、、、

マリアがあんなとこで赤くなるとか、思ってもなかった。

占いには興味ねぇけど、マリアの反応を見るためにまた今度行こうと思う。

今回ので俺とマリアの距離がいくらか縮まった気もする。

俺のこと、あんなに好きだって思ってくれてたんだもんな。

今考えると、書かれていた『聞けば進展』と言うのはあながち間違いではないのかもしれねぇな。