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第9話

好きにさせた、きみが悪い
白瀬 愛
白瀬 愛
どういうこと…?
桐生 陸
桐生 陸
そのまんまの意味だよ
桐生 陸
桐生 陸
潤を好きでも辛いだけでしょ?
桐生 陸
桐生 陸
だからアイツなんてやめて俺と付き合おうよ
白瀬 愛
白瀬 愛
え…?
桐生 陸
桐生 陸
俺を好きになりなよ…
白瀬 愛
白瀬 愛
っ!
顔が近づいてきて、ちょっとでも動いたら唇が触れちゃいそうな位置。両手で頬を覆われ、あまりの近さにドキッとする。
…でもこのドキドキは、恋じゃない。

黒木くんの時とはまた違う、ドキドキ。
白瀬 愛
白瀬 愛
桐生くん、ごめんね…
白瀬 愛
白瀬 愛
私、黒木くんが…好きなの
桐生 陸
桐生 陸
……両思いじゃなくても?
現実を言われ、心がズキッと痛む。そしてまた溢れてくる、涙。
白瀬 愛
白瀬 愛
それでも…
白瀬 愛
白瀬 愛
大好きなの

この気持ちには、嘘がつけない─────


◆◆◆


ー陸sideー



普通の女子は、俺が軽く口説けばみんな好きになってきたのに、愛ちゃんは違った。
黒木が自分のことを好きじゃないと勘違いして、泣いて、悲しんで。正直言って馬鹿だと思った。でも…
白瀬 愛
白瀬 愛
それでも…大好きなの
涙を流してそう言う彼女。
気がつけば、愛ちゃんにこんなに想ってもらえる潤が羨ましくてたまらなくなっていた。
桐生 陸
桐生 陸
ヤバい、
最初は潤の悔しそうな顔を見たかっただけだったのに…
桐生 陸
桐生 陸
本気で欲しいかも


初めて女子を本気で好きになった。

◆◆◆

あの後、桐生くんは家まで送ってくれた。

家に入ると、黒木くんが帰ってきていた。
白瀬 愛
白瀬 愛
た、ただいま…
小声でそう言って部屋に入る。リビングには、黒木くんがすやすやと寝息を立てて眠っていた。
黒木 潤
黒木 潤
ん…
黒木 潤
黒木 潤
あ、い…


好きな人いるんでしょ…?それなのに…


寝言で名前呼ぶとか、反則だよね?
白瀬 愛
白瀬 愛
黒木くん───────

私は眠るきみにキスをした。
白瀬 愛
白瀬 愛
すき…




だってこんなの……


好きにさせた、きみが悪い────────