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第10話

次するキスは、両思いのキスがいい
白瀬 愛
白瀬 愛
…っ、
私は今、眠る黒木くんにキスした。
寝言で名前呼ばれて、愛しくてどうしようもなく触れたくて…我慢できなかった。
せっかく止まった涙がまた溢れてくる。
濡れた頬を拭おうとした手を止めたのは…
黒木 潤
黒木 潤
なんで泣いてんの
愛しいきみ。大好きなきみ。でも、今いちばん話したくないきみ。
白瀬 愛
白瀬 愛
起きてたの…?
黒木 潤
黒木 潤
ずっと、起きてた。
黒木 潤
黒木 潤
そしたらキスされるし泣き出すし…
黒木 潤
黒木 潤
どうしたんだよ
言えるわけない。あなたに好きな人がいると知って泣いてました、なんて。
白瀬 愛
白瀬 愛
なんでもない…
黒木 潤
黒木 潤
嘘つくなよ
黒木 潤
黒木 潤
まだ涙、出てるくせに
もういっそ、伝えてしまおうか。でも、元の関係に戻れなくなるかもしれない。
白瀬 愛
白瀬 愛
これは…違うもん…っ
白瀬 愛
白瀬 愛
…んっ
突然唇を奪われる。好きな人いるのに、私とキスするなんて…黒木くんにとってのキスって、そんな軽いものだったんだ。
白瀬 愛
白瀬 愛
ん、黒木く…っ
苦しくなって顔を横に向けても、一瞬にしてまた唇を重ねられる。
白瀬 愛
白瀬 愛
はぁ、はぁ…っ
黒木 潤
黒木 潤
さっきの好きって…何
白瀬 愛
白瀬 愛
え…
寝てると思って口から出た言葉。それも聞かれてたなんて…
白瀬 愛
白瀬 愛
く…黒木くんこそ
白瀬 愛
白瀬 愛
好きな人、いるんでしょ
黒木 潤
黒木 潤
…は?
白瀬 愛
白瀬 愛
それなのに私とキスするなんて
白瀬 愛
白瀬 愛
キスは、好きな人とするものだよ…っ

こんなキス、ほしくないよ───────
黒木 潤
黒木 潤
お前…馬鹿なの?
白瀬 愛
白瀬 愛
へ?
黒木 潤
黒木 潤
俺が、他に好きなヤツいるくせにお前にキスしてたと思ってんの?
白瀬 愛
白瀬 愛
違うの…?
黒木 潤
黒木 潤
俺は最初から…
黒木 潤
黒木 潤
お前しか見てねーよ
白瀬 愛
白瀬 愛
う、そ…
黒木くんが、私を好き…?
冗談だと思って顔を見ると、黒木くんは真剣な顔でこっちを見ていた。嘘じゃない。冗談でも…ない。

熱い瞳に見つめられて、足元がクラクラする。
私もきみに伝えたい。



大好きって───────
白瀬 愛
白瀬 愛
黒木くん…っ
私は、勢いよく黒木くんに抱きついた。
白瀬 愛
白瀬 愛
私も、私も…



きっと、きみの好き以上に




白瀬 愛
白瀬 愛
黒木くんがだいすきです…っ





次するキスは、両思いのキスがいい