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第5話

きみに溺れていく
白瀬 愛
白瀬 愛
はぁ…
お気に入りの場所、屋上で大きなため息をついた私。
白瀬 愛
白瀬 愛
ほんっとどうしよ…
あんなふうに急に教室飛び出して2人に迷惑かけて…合わせる顔が無さすぎる。
このまま帰ろうかな…なんて思っていると、バンッと勢いよく後ろのドアが開いた。そこに立っていたのは…
白瀬 愛
白瀬 愛
黒木…くん
黒木 潤
黒木 潤
やっと、見つけた…
サラリとした髪から汗が流れていて、本当に心配して探してくれたことが分かる。
白瀬 愛
白瀬 愛
あ…色々ごめん、
白瀬 愛
白瀬 愛
ちょっと焦ちゃって…
黒木 潤
黒木 潤
いや、俺が悪い
黒木 潤
黒木 潤
お前の気持ちも考えずに悪かった
そういって頭を下げてくる彼。謝られてるのに、素直な一面にドキッとしちゃうなんて…
白瀬 愛
白瀬 愛
……
白瀬 愛
白瀬 愛
最初はね、何なのこいつ!って思ってた。初めてだったのに普通にキスしてくるし、転校させられるし
黒木 潤
黒木 潤
…だよな
黒木くんのしゅんとなっている姿に、またいちいち胸がキュンとする。
白瀬 愛
白瀬 愛
でも、今考えると良かったかも。
黒木 潤
黒木 潤
白瀬 愛
白瀬 愛
結構楽しいし、みんないい人だし
白瀬 愛
白瀬 愛
あの桐生くんの質問の答えだけど…
「嫌だったよね?」
白瀬 愛
白瀬 愛
いや、じゃないよ…
白瀬 愛
白瀬 愛
むしろありが…と
そう言って私は、黒木くんに軽く触るだけのキスをした。
黒木 潤
黒木 潤
っ!
自分でキスしたくせに、熱くなる顔。
ちらりと黒木くんを見ると、彼の顔もほんのりと赤く染まっている。
白瀬 愛
白瀬 愛
んっ
グイッと引き寄せられ、またキスが降ってくる。
黒木 潤
黒木 潤
お前…それは、反則。
耳元で聞こえる彼の声。耳にかかる吐息。
くすぐったくて、甘い。
白瀬 愛
白瀬 愛
はぁ…っ
黒木 潤
黒木 潤
好きだよ



きみに溺れていく






桐生 陸
桐生 陸
…ふーん、そういうこと
桐生 陸
桐生 陸
アイツ    黒木から大切なものを奪ったら、どんな顔をするかな


その時影で〝何か〟が始まろうとしていた。
その〝何か〟を知るのは、まだ先────