第27話

お邪魔します
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2019/12/16 09:27
相沢「俺がいいと言ったら入ってこい」
二人「わかりました!」
ガラッ
相沢先生が教室に入って、おはよーという無気力な声が中から聞こえてくる。
しばらくは他の連絡事項について説明するみたいだ。
『優ちゃんだいじょ…ぶじゃないね?!』
和香「あなたちゃ…ガタガタ…大丈夫…ブルブル」
『いいよ無理しなくて!緊張してるの?』
和香「うっ、うん……だって、未来のヒーローだよね?めっちゃ尊敬だよ!でも…、怖かったりしないかなぁ…」
本当に不安そうな優ちゃんに、私はにこりと笑った。
『大丈夫だよ!ヒーロー科のひとたち、みんな優しいから!』
私の声に優ちゃんが震えをぴたりと止めた瞬間、相沢先生の「入ってこーい」という声が聞こえた。
「1年C組の、色絵と和香だ」
私達が教室に入った瞬間、誰かがわっと声を上げた。
??「女子だぜ女子女子!!ゆるふわもいるぜ!」
梅雨「峰田ちゃん最低ねケロッ」
芦戸「あ~っ!前の!」
麗日「色絵ちゃんや!」
上鳴「色絵?!」
緑谷「この二人はどんな個性を持っているんだろう……優勝したってことはお互いに苦手なぶぶんをおぎn」
爆豪「黙れクソナードが」
相沢「静かに」



シーン……
日本一優秀な彼らとの、茶番のような出会い。
緊張が優れたのか、優ちゃんはくすくすと笑い始めた。
和香「ふっ……くく……ふふ、ほん、とだ全然心配いら、なかったね…っ!」
『うっ、うん!取り敢えず自己紹介しよう!相沢先生の目が…』
相沢「はやくしろ」
和香「はいっ、すみません!えっと、1年C組の和香優です!」
『同じく1年C組の色絵あなたです。今日一日よろしくお願いします!』
二人でぺこりと頭をさげた。

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