初葉「いいなぁっ!ヒーロー科の授業受けられるなんて!!私、1Aの爆豪くんのファンなんだよ~、前のヘドロ事件みてゾワッとしちゃって!」
髪野「それ俺も見たぜ。たしか緑谷って奴も映ってたよな」
恋天「それより、どうやって校長先生捕まえたの??」
私達は話の波に戸惑いながら答えた。
『えっと…私が警察犬を出して校長先生の居場所を突き止めて、』
和香「私が突撃して捕まえたの」
町田「へぇ~!!すごいね!!成る程、二人で苦手なところを補った訳か…」
綿ヶ子「すごいねぇ~、色絵さんってホントに何でも作り出せるんだねぇ」
琴美「和香さんもすごいです!やはり運動神経がよろしいのですね!」
『えへへ、ありがとう』
和香「嬉しい~、うふふ」
瀬川「なぁ色絵、何か出してくれねぇか?」
角田「俺も見てみたい!やってみてくれよ!」
小林「わ…私も見てみたい!」
『うっ、うん!ちょっと待って!』
私はサラサラと自由帳に絵を描き、人差し指で触れた。
すぐさまそれが光って、目の前には綺麗で可愛らしいピンクの花が咲いた。
間「うわぁ、やっぱり何度見てもすげぇな!」
水沢「…綺麗、この花」
『そうなの!グラジオラスって言って、花言葉は“努力“なんだ!』
福田「へぇ…!これから頑張ろうってことかぁ!」
『うん!』
髪野「色絵は優しいんだな」
『えっ?!いっ、いやそんなぁ(//∇//)』
全員(色絵さん可愛い…そして髪野くんチャラい…)
保守「俺、和香が捕まえる時の見たかったなぁ~」
和香「えっ!」
初葉「わかる!どんなだったんだろうって思うよね~!」
『すごい素早くて、格好よかったよ!』
間「ねぇ和香さん、やってみてよ!」
琴美「いいですね!私も見たいです!」
和香「わかった!いいよ!」
楼白「ぼっ……僕白いし身長低いから校長先生役やろうか?」
瀬川「おーっ!助かる!楼白!」
1C女子(瀬川くん男前やなぁ)
『はい、縄鉄砲!』
和香「ありがとうあなたちゃん!」
『(o´∀`)b』
和香「じゃあ行くね!」
ガラッ、パシュッ、ガチャッ
全員「おお~っ!」
角田「動きはえ~!」
恋天「どうやってそんなに機敏に動いてるの?!」
和香「ありがとう小さい時からお父さんに特訓されてたから…(〃ω〃)」
全員(やばい和香さん可愛すぎる……!)
『私、皆の個性も見てみたいなぁ』
綿ヶ子「僕も見てみたい~!」
小林「ら、蘭竜くんとか心操くんとかすごそう…ってあれ?」
泉「二人とも居ないし」
瀬川「あぁ、あいつらHR終わった瞬間に黙って出てったよな」
初葉「用事でもあったのかな?」
町田「何だろうね…?」
楼白「!みっ、みんな、もう下校時間だ…」
恋天「えっ、嘘!はやいねぇ!」
和香「じゃあ、皆で帰ろっか!」
全員「うん!!」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!