目が覚めると体育館裏とは違うところにいた。
ヨジャ)保健室だよ!
ヨジャ)あなたちゃん、倒れて意識なかったの!
保健室の先生)あなたちゃん、何があったの?
保健室の先生)なんであんな所に?
うそ、全部全部覚えてる。
りいが私をいじめてたことも
今までの記憶全部も
そう、りいのことを思い出した時に
今までの記憶、全部おもいだしたんだ
保健室の先生)そうなのね
保健室の先生)まだ頭痛酷いなら早退する?
ヨジャ)なら私あなたちゃんの荷物とってくるね!
あれはクラスメイトの〇〇ちゃんだな
確か成績が良くて学級委員の...
やっぱり、記憶戻ってる
保健室の先生)記憶戻ってたりしない?
保健室の先生)そうなのね
保健室の先生)無理に聞かないわよ。
保健室の先生)今日は帰ってゆっくり休みなさい
ヨジャ)あなたちゃん!荷物持ってきたよ!
いや、タイミング良すぎ
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家に帰ってすぐ自分の部屋に入った。
オンマもオンニもアッパも今はいない。
カトクが来てそうだけど今は見たくない
りいがこわい
学校に行きたくない
また虐められるのはいや
ずっとこの事が頭の中でぐるぐるしている
そう言って眠りにおちた。
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いつの間にか寝ていた。
携帯を開くと、事務所からたくさんの通知がきていた
学校にも事務所にも
どこにも行きたくない
もうあんな嫌な思いしたくない
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!