久々に体育をサボるなぁ、なんて考えながらカルマくんと屋根上に並んで座る。
カルマくんは悪い顔になって、見に行こうと言い出した。一日で準備を整えられる当たり、プロなんだろうな。プロの手口を見るくらい悪くないかな。参考に出来たら尚良いだろう。
それくらいの軽い気持ちで覗きに行ってしまったのが運の尽きだった…
大きすぎる銃声で耳が痛む。まだ、痛む。しかも、早着替えやらリンパマッサージやらを見せられて…しかも…あんな事まで見せられるとは…。途中でカルマくんに見ちゃダメだよってされたけども。それでも、少し見ちゃった…
と言う純粋な問に対して
と言った先生、覚えておけよあんなもの見せてくれやがって!まだ顔が熱いわ!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。