第15話

15話
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2024/05/05 05:46
無我夢中で走りバズビンホテルに駆け込み彼の部屋のドアを思い切り開けた
ドドドドッ バンッ
アラスター
『ん?おやあなた随分早かったですね...』
ドンッ   バギッ グサッ
アラスターを見るや否や彼を殴り外に放り出して床に叩きつけ腹など至る所を刺した。いくらアラスターでも天使の武器を加工したナイフでは簡単には再生出来ないようだ
首筋にナイフを当てて問いただした
あなた
っ!!!どうして!!今まで黙ってた!!!
アラスター
『...なんのことですか』
あなた
とぼけるな!!この数年間今までずっと騙してきたくせにっ!!楽しかったか?私を騙して!一緒に過ごしてきた日々は楽しかったか??なぁ"!!
あなた
...貴方が好きですって...言ってくれた事も"愛称で呼び合った時も"ずっと...ずっと騙して楽しかった?私の目的も知った上でこんな事して楽しかった?ポロポロッ
あなた
...こんな思いするぐらいなら"恋なんて...しなければよがっだっポロポロッ
アラスター
『...貴方を愛していた日々は嘘ではありません。これだけは誓えます。その結果、貴女を...あなたを騙してきた事には変わりありませんが、これだけは言えます。私は今でもずっとあなたが好きですよ』
そう言いアラスターは私の頬にスッと手を当てて
涙を拭った
あなた
な"ら!!っどうしてなの??も"う何も信じられないっ
アラスター
『...今から話す事はきっと貴女も知らなかったことです。...あなたはあの両親の子供ではありません』
あなた
...は?
あの彼の口からとんでもない単語が聞こえてきた

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