部活
部長「今日は、とりあえず走るよ!」
部長「校庭を10周してきて!」
部員「はい!」
サッカー部を見る。
今日は目黒くんサッカーやってるんだ。
かっこいいな。
モテるだけあるわ。
ってか、さっきから目眩が。
貧血かな。
もう、無理かも。
『バタッ』
目黒「あなたちゃん?!」
『目黒くん、、、』
目黒「大丈夫?」
『貧血かな。』
目黒「保健室行こっ。」
『でも、目黒くん、部活。』
目黒「部活より、あなたちゃんの方が大事だから。」
『...っ、///』
目黒「立てる?」
『うん。』
『フラフラ』
目黒「危ないから。背中乗って?」
『重いし。』
目黒「そんなこと関係ないでしょ?」
目黒「いいから、乗って?」
『うん。』
目黒「軽いじゃん。」
保健室
先生「貧血だね。」
先生「朝ご飯食べた?」
『はい。』
先生「昨日、何時に寝た?」
『0時。』
先生「朝は、何時に起きた?」
『5時。』
先生「睡眠不足だし。疲労かな。」
先生「あんまり、頑張りすぎないでね。」
『はい。』
先生「まだ、顔色悪いから、寝ててね。」
『はい。』
先生「目黒くんは、部活に戻りなさい?」
目黒「え〜」
先生「え〜、じゃないの。もう少しで大会なんだから。」
目黒「はい。」
先生「あなたちゃん、目黒くんに恋してるでしょ?」
『えっ?』
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!