そう1人で叫んで正門を出た
今日は色々ありすぎて疲れた
1回寝てから冷静に考えたい
あの二人一緒に帰るのか
なんだ、めいのこと心配しなくても良かったわ
あっちもテテのことが本当は好きだったんだな
ズキズキしない
むしろほっとした
もっとこの気持ちに早く気づいていればこんなことには…
2年生までは女子に興味が無かった
〜昔〜
そいつは、俺の家まで付いてきた
気持ち悪っ
この日から女子と関わらないようになった
そんな俺の心の扉を開けてくれたのがあなただった
まあ、陸上部で一緒に役員になっただけだけどねww
でも、女子と話すっていうのは
俺からしたら大きな1歩だった
だから昔から俺にとってあなたは大切な人だった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!