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第5話

六年後のトムトくん 3
23
2019/08/01 01:36
トムトくんが森へ向かうと、おいしそうなトマトがたくさんありました。
トムト
トムト
できるだけ高リコピンなトマトがいいな~
トムトくんは燃える火のような赤いトマトを見つけました。
トムト
トムト
これだ!
トムトくんが見つけた、そのトマトには、リコピンがすごくたくさんはいっていました。
トムト
トムト
よし、このトマトを持ち帰って、育てよう!
トムトくんは、スキップして家に帰ると、さっそくトマトを育てました。
1本の苗から、大量の真っ赤なトマトが実を付けました。
トムトくんは、トマトを収穫すると、すぐに社長さんのところへ持っていきました。
トムト
トムト
社長さん!これはリコピンたっぷりのトマトです!
これをつかって、トマトジュースをつくってください!
そして、消費者にトマトジュースのおいしさに気づいてもらうのです!
社長は、感動しました。
しかし、トムトくんに2回も助けてもらうなんてなんて自分は情けないんだ、とも思いました。
しかし、社長は今回もトムトくんの厚意に甘えることにしました。
社長
社長
ありがとう、トムトくん。
これで世界一のトマトジュースをつくってみせる!
社長は決意を表明しました。
そして、言葉通り世界一のトマトジュースをつくったのです。
社長
社長
やった!ついにやったぞ!
社長とトムトくんの頑張りで、トマトジュース会社は立ち直ることができました。
そして、翌朝の新聞には「今のはやりは高リコピントマトジュースに、トマトサプリでおいしく健康に!」
という記事が載りました。
そして社長のトマトジュース会社カモメと、サプリメントのとめいどう会社は、仲良く、売り場をとりあったということでした。
                                    トムトくんと金色のトマト 終

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