"︎︎今日、日本に戻る︎︎"︎︎
突然そう表記されたメールがなった
相手は勿論龍彦
ん?
あなた「え、帰ってくる?え、今日?え、え?は?ん?どういうサプライズ?え?」
急に喋り出すあなたに社員は困惑に満ちる
奏「どうしたのー?なんかあった?」
あなた「すまない国木田くん、急用ができた。じゃあな」
奏有栖の声を無視して家へ瞬間移動した
賢治「どうしたんですかね、、、」
国木田「急に喋ったと思ったら消える、、、、なんなんだアイツは」
乱歩「、、、、、、、、何かあるね」
与謝野「そりゃぁ急に消えたら、、」
太宰「いや、違う。それよりもっと大事な何かがあるはず、、、、、」
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あなた「龍彦?」
部屋に入って説いてみる
澁澤「!!姉さん!」
"︎︎何かをしていた︎︎︎︎"︎︎龍彦はそう言い勢い良く抱きついてくる
私たちは7cm差の為、あまり変わらない
あなた「露西亜ではどうだった?いい異能力を見つけたか?」
澁澤「いや、全くだ。本当に呆れてしまう」
あなた「そうか。まぁ、元気そうで良かった」
そう言い私は龍彦の前髪を軽く上げ、肩をぐいっと此方に寄せて少し背伸びをし、額に接吻した
澁澤「!!きゅ、急に何をする!?」
あなた「駄目だったか?嫌ならもうしないが」
澁澤「いや、別にそういう訳じゃ、、、、、、はぁぁぁぁぁぁぁぁ」
諦めた顔をする龍彦
なんか申し訳ない
あなた「ふふっ、龍彦とこうやって又会えてよかった。記念にハグでもするか?(笑)」
冗談で言ってみる
澁澤「、、、、、、、、、その他にもしていいのなら」
あなた「な、なら辞めておこうか」
何故か分からないが辞めておいた
嫌な予感がした
澁澤「残念だ。とても残念。まぁいい、久しぶりに私と話をしないか?」
※鼻☆塩☆塩☆みたいですね
因みに主の推しはアルミンです
残念を強調されたのだが
そして米印は兼巨人アニメの金髪ネタ系イケメンを持ってくるな
あなた「話か、、、、分かった、紅茶と林檎を持ってくるから待ってろ」
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澁澤「早速話すが、私はヨコハマを霧で囲いたいと思っている」
いきなりだな
そして異能を使うのか、、、、
あなた「へぇ、ヨコハマの異能力者全員を結晶化させるのか」
澁澤「2年もいる場所が危険になるというのに反応が薄いな。まぁその通り。ヨコハマは魔の都市と言われているからな。1つぐらい、見つかるだろう」
あなた「そして今ヨコハマに住んでいる私に忠告として異能力、『胡桃の中の世界』を使い霧を避けろ、ということか」
澁澤「そういう事だ。私の異能、『ドラコニア・ルーム』で良い異能を探し見つけ出す、その為には異能力者を結晶にする」
あなた「遂にヨコハマに手を出すんだな」
澁澤「嫌か?」
あなた「全く。大してこのヨコハマに情を持っていないからな」
あ、でも敦くんはどうしよか、、、、、
龍彦にバレないように私の領域に隠すか?
いやでもその後どうしよう
うーん、もしかしたら、
あなた「フョードルもその作戦に居るか?」
澁澤「嗚呼、そのつもりだ」
なら敦くん救出は無理そうだな
まぁ、敦くんがどうしても死にそうになった時に助けよう
そう思いながら、林檎の皮を剥いていった
、、、、、、、、、、
あなた「そんなに見つめてどうした?」
澁澤「いや、林檎を剥く姿ですら可愛いなって思っただけだ」
あなた「同じ顔に何言ってるんだ」
眉を少し下げてそう言った
澁澤「(そういう所が1番可愛い。ふとした時に私だけに見せるその色んな表情が、私だけに見せる行動が、私だけに言うその言葉が、1番可愛い)」
澁澤「姉さん」
あなた「なんだ?」
澁澤「これから先もずっと、死んだとしても、私の隣だけにいるんだぞ?」
あなた「?其のつもりだが?」
嗚呼、可愛い
その私に向けるあたたかく、でもその奥は冷たく暗い目が
私に何があっても、私が何かしても、一生離さない
姉さんの細く白く綺麗な指に自分の指をねっとりとイヤらしく絡め、ソファに座っていた私は姉さんの上にまたぎ、姉さんの耳元まで近づく
あなた「ちょっ、龍彦っ」
はぁー、とわざと息を吐く
あなた「あぅッ」
普段からだと想像がつきにくい、普段出さないような声を出す姉さん
、、、、、、、、、、、、、、えろい
切実に
今すぐにでもどろどろに犯してぐちゃぐちゃしたい衝動を抑える
澁澤「言ったからな?忘れないぞ」
何があっても、一生離さない
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カチャ
ヘッドホンを外す音だけが部屋に響く
周りには散らばった多くの紙
ずれるているキーボード
沢山のスクリーン
そして、盗聴器
それらに囲まれ暗い暗い闇のような部屋に一人の黒いショート髪を揺らす男
「はぁ、2つ仕掛けていてよかった。1つは壊されましたからね。まぁテレビに埋め込んでたら気付きますか」
「、、、、、、、もう1つは体に埋め込んでいるから絶対に気づかないでしょうが」
ある一点を見つめる
そこには紅茶があった。極普通の
「でも、分かっていても、イラつきますね」
そしてその紅茶の入ったコップを割る
パキンッ
紅茶がみるみる内に広がり、紙に染みていく
「もう貴方を殺す計画は貴方自身が進めている、、、、ふふっ、あはは、ふふふふっ」
「これでやっと手に入れることができる。楽しみですね」
その男は耳元まで口角を伸ばし、目を細め、不格好な笑顔をした
其の姿はまるで、本物の"︎︎魔人︎︎"︎のようだった
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主からのちょいネタ
・盗聴器を壊したのは澁澤さんです
前半にあった、"︎︎何かをしていた︎︎"︎︎って所ですね。そこで壊しました
・体に埋め込んだってとこはまぁ、あなた様の体にってことですね
『極普通の紅茶』ってとこで、ずっと前、ドス君とあなた様がデートしたじゃないですか。
その時にあなた様が『味のバランスがよくないな』って言ってたところ、あれドス君が事前に用意した紅茶なんですよね。
その紅茶が『極普通の紅茶』ってやつです
そしてその紅茶に超小型盗聴器を混ぜて、あなた様に飲ま仕込ませたんですよね
因みにその前のドス君のこの紅茶美味しくないですね的な発言はダミーです。
あなた様の紅茶だけが変という事実を怪しまれないように
そして超小型盗聴器をあなた様の体に埋め込んだことになります
2つ目の盗聴器はずっと前から仕込まれていたものなんです
・澁澤さんはえろい
ドス「盗聴器の説明の時との差が激しいですね」
澁澤「私はえろいのか?」
書いてて気づきました。澁澤さんはめっっっっっちゃえろいことに
・澁澤さんはあなた様の「あぅッ」に下半身が揺らぎました(ビクつきました)
澁澤「余計なことを言わなくていい」
ドス「あれ?これ全年齢向けですよね?」
中也「(ビクつきました)に悪意を感じる」
ドス「中原中也、突然出てこないでください」
全年齢向けですけどなにか?あと中也メインキャラなのに全然出てこない、というか主からのちょいネタにすら出てきていないので出しました。ワイ太中カプ好きなのに(関係ねぇだろ)
・澁澤さんがあなた様について語りたいらしいです
ドス「他所でやってきてくだs」
澁澤「実は額に接吻してきてくれた時の事なんだが、あの時ちょっと背伸びしていた。それがものすごく萌え可愛かった。それに態々手を私の肩に乗せてグッッて、こう、グッッッてしてくれた。可愛すぎる。そして目を瞑りながら接吻してくれたこともそうなんだがその後、ちょっと顔を照れくさそうに紅らめていたところが可愛い。あの時は誘ってるのかと思った。まぁあっちがその気なら私は
ドス「ちょっと待ってください、一旦待ってください」どうした?貧血か?」
ドス「よからぬ事を言いそうな予感がしたので止めただけですけど?それだけで何で貧血って呼ばれなきゃいけないんですか貧血じゃないですふざけないでください去ってください消えてください」
嫉妬と混乱で逆ギレ気味のドス君
・澁澤さんは怒っています
ドス「いや何故?どっちかと言うとぼくの方でしょう」
澁澤「いや、作中の『細くて白い綺麗な手』ってとこ、即視感があるのだが。これ、ドストエフスキーと姉さんのデートの時にドストエフスキーが言ったセリフだろ?パクらないでほしい」
ドス「いやどう考えてもそれぼくとばっちりですよね」
ドス君今回ツッコミ役ですね
それでは又、次回でお会いしましょ〜
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!