第32話

よしくん
1,815
2020/04/16 03:05
正門良規〜バイト。〜





あなたside

あぁ!!!
もう。バイト嫌や。
なんでやねん。うちがこんなに怒られなあかんの?



意味わからん。だって悪いのは、あの女の先輩やのに。うちがとばっちり受けたんやけど。


そのくせに...。
性格の先輩
なんでなん...😭
怖い...。怒らんといてや。
正門良規
大丈夫?
性格の先輩
あ、大丈夫です😢
気にしないでください!
正門良規
泣いてたら気にするやろ?
性格の先輩
いや、あの子が失敗するからお客さんに怒られちゃって...(^^;;
正門良規
可哀想やな。メンタルやられたやろ?

泣いてたら仕事にならへんから今日は、もう帰り?
性格の先輩
すみません。

帰らせていただきますぅ!

あ、正門くん!後で連絡するね?
あなたside



バイト先の先輩は、帰っていった。



うちは、密かに正門先輩に恋をしていた。
でも、今の一瞬でその思いは消えた。

あんなに酷い人やなんて思わんかった。このあと2時間2人でバイトなんて気まづい。




〜バイト終わった。〜














そして、帰ろうとしていた時...
正門良規
なぁ?あなたちゃん。ちょっと待ってて。
あなた

あ、はい。



あなたside、

どうせ怒られるんやろとか思いながら待っていた。
正門良規
お待たせ。ほらっ、これあげる。



暖かいココアをくれた。


ココアは、うちが1番好きやねん。

なんで知ってるんやろ?

って考えてしまう。
あなた

ありがとうございます。

正門良規
なんでココア?って思ったやろ‪w‪w‪w

ちゃんと見てたんよ?
あなたちゃんシフト入る日は、ココアばっかり買ってたやろ‪w
あなた

え...?

正門良規
今日の事は、気にせんといてな?

あいつ可愛い後輩の子狙ってちょっかい出すねん。

それで何人も辞めてるんやけど。


あなたちゃんは、よく我慢できるな(^^;;

偉いで。

(ヨシヨシされる)
あなた

そんな、バイトですから。

我慢だなんて。雇われてるんですから文句言えません(^^;;

頑張れてるのにも理由があるので。

正門良規
そっか...。
理由かぁ。お客さんで好きな人でもおるんか?‪w


なんて笑いながら聞いてくるから私は、言ってしまった...。
あなた

うちが頑張れる理由は、正門先輩が居るからで...。(ボソッ)


それで...。えっと...。



正門先輩は、ずっと見つめて話を聞いてくれる。

でも、こんな恋なんて叶えっこないって思ってるから...。
怖くて言い出せない。
正門良規
うん。ありがとう。
あなた

あ、もう帰りますね(^^;;

こんな話してすみませんでした。
さよなら!

走って帰ろうとした時に温もりを感じた









(ギュッ)
正門良規
なぁ?こんな事言ってもダメかもしれへんけど、俺な。
あなたちゃんのこと好きやねん。


あの女からも変な客からも守りたいんやけど。

付き合ってくれへんかなぁ。
あなた

はい。
よろしくお願いします!




こうして、バイトも楽しくあの女からも絡んでくるお客さんからも守られてキュンキュンしまくってます。

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