ーテヒョンsideー
俺はテヒョン。
今家にいる。
実は今日家庭教師が来るらしい。しかも同じ高校生。同い年のやつに敬語とか使わねぇといけねぇのかな?めんどくさ。
ま、いいや。
でも、俺、そんな頭悪くないと思うけど。
ちょっとテストの結果が悪かっただけで呼ぶのかよ。頼んでもねぇのに。俺の親大丈夫か?
でも、そんだけ俺を想ってくれてるってことだよな。それは少し嬉しいけど…
やっぱりちょっと大袈裟な気がする。
ピンポーン
🐣 すみませーん!家庭教師の者ですがー。
🐯 はーい。今でまーす。
🐣 あ、こんにち、は…
って、え?!テヒョン?!
🐯 え?もしかして、ジミナ?
ー続くー
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。