第5話

3話
236
2020/10/28 08:44

『お…お母様!私聞いてないんですけど…』




「あら言ってなかったかしら?
まぁこれから先結婚する訳だから、今のうち絆を深めておきなさい
じゃあ私お邪魔だから行くわね」



『ちょっとまってください!私は婚約する気ありませんからね!』







…行ってしまった



まったくお母様は何を考えているんだ…!
いきなりあってこの人が婚約者だなんて…心の整理が追いつかないし!しかもいきなりだし!今日初めましてなのに…
本当にもう!!





「あの〜…」





「な…なんでしょうか」






「いきなりで驚かせちゃったかな?
急に婚約者って言われても混乱するよね…
あっ改めて桃宮さとみです
さっき君のお母さんが言ってたけど一応君の婚約者ね」




『あっ城』

『お…お母様!私聞いてないんですけど…』




「あら言ってなかったかしら?
まぁこれから先結婚する訳だから、今のうち絆を深めておきなさい
じゃあ私お邪魔だから行くわね」



『ちょっとまってください!私は婚約する気ありませんからね!』







…行ってしまった



まったくお母様は何を考えているんだ…!
いきなりあってこの人が婚約者だなんて…心の整理が追いつかないし!しかもいきなりだし!今日初めましてなのに…
本当にもう!!





「あの〜…」





「な…なんでしょうか」






「いきなりで驚かせちゃったかな?
急に婚約者って言われても混乱するよね…
あっ改めて桃宮さとみです
さっき君のお母さんが言ってたけど一応君の婚約者ね」




『あっ神城あなたです
よろしくお願いします…』




「ははっw
そんなかしこまらなくてもいいのに」





桃宮さんはとても落ち着いていて、なんだか優しい感じがする
なんだろう…なんだかお父様の雰囲気に似ていて、とても話していて心地がいい




『桃宮さんって歳はいくつなんですか??』




「んーあなたさんの2つ上だよ
あっあと桃宮さんじゃなくて下の名前で呼んでよ」





『いえ…年上の方にそんな…』







「え〜いいのに」





それから少し世間話をしてほんの少しだけだが打ち解けることができた
とてもいい人だし、私にはもったいないぐらいの人だ


…でも
私にはずっと好きな人がいる
子供の頃からずっと私と一緒にいて守ってくれた人
…そうころんだ
姫と執事が結婚なんて普通は無理だけど、小さい頃にころんは約束してくれた




きっところんは覚えてないだろうけど((




何はともあれちゃんと桃宮さ…さとみさんにちゃんと話して、婚約する気ないことを言わなければ…




『あ…あのさとみさん…私____』




「あっごめん!時間だ!
ちょっとこの後友達と会う約束してて…
その話次会うときでいい…?」




『あっ全然大丈夫です!
母には言っておきますね
では気をつけて』




ほんとにごめんと申し訳なさそうに謝って風のように飛んで行ったさとみさん
…さっき落ち着いているとか言ったけど前言撤回
意外と慌ただしかった…






そういえばあの話言えなかったな…
まぁでもまた会う日に言えばいいことだし、大丈夫か


少し心配になったが気持ちを切り替えて自分の部屋にいった

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