第32話

30(すみません、、少し長めです)
5,295
2020/08/08 13:42








《モストロラウンジのVIPルーム》







アズール アーシェングロット
アズール アーシェングロット
さあ!オンボロ寮の監督生さん!
契約をしましょう!
ジャック ハウル
ジャック ハウル
おい、ユウ
こんな奴の契約なんてしなくていいんだぞ
ユウ
ユウ
(なまえ) リーチ
あなた リーチ
☺️














なぜユウさんがモストロラウンジまで来てくださったのか…









それは少し時間を遡ります






































《今日のお昼休み》








ジャック ハウル
ジャック ハウル
今日、学園長に許可をもらってずっとアズールを観察して来たけど…
なんでもこなす完全無欠の優等生って感じだったな
ユウ
ユウ
そうだね…
グリム
グリム
ぶなぁ〜!
早速アズールの奴にこき使われてヘトヘトなんだゾ
エース トラッポラ
エース トラッポラ
モストロラウンジの掃除に、給仕
使いっ走りまでやらされるし
デュース スペード
デュース スペード
俺なんて朝の6時から呼び出されたぞ…
ジャック ハウル
ジャック ハウル
自業自得だな
ユウ
ユウ
う〜ん…
出来るだけ早くなんとかしてあげたいんだけど








あらあら、誰かが困っておられる声が聞こえました









これはほっといてはいられませんわよね









そう思ったのはわたくしだけではなかったらしく、お兄様方も立ち上がった










ジェイド リーチ
ジェイド リーチ
おや、暗い顔をしてどうなさったんですか?
フロイド リーチ
フロイド リーチ
あはは
ここイソギンチャクの群生地じゃん
(なまえ) リーチ
あなた リーチ
「わたくしの可愛い」イソギンチャクです!
フロイドお兄様!
フロイド リーチ
フロイド リーチ
あー、はいはい
(なまえ) リーチ
あなた リーチ
ぷぅー(-᷅_-᷄๑)
フロイド リーチ
フロイド リーチ
ごめんってええ
ジェイド リーチ
ジェイド リーチ
ごほんっ、
何か悩みを抱えているようにお見受けしますが…
エース トラッポラ
エース トラッポラ
どっかの誰かさん達にこき使われて困ってま〜す
(なまえ) リーチ
あなた リーチ
あらあら、契約は守らないとダメですよ?
フロイド リーチ
フロイド リーチ
あはっ、あなたの言う通りぃ〜
契約違反したイソギンチャクがなんか言ってるぅ〜






あらあら、契約違反のイソギンチャクさん






お可哀想に…






フロイド リーチ
フロイド リーチ
お前らはぁ文句言える立場じゃねーんだよ
黙ってろ。
グリム
グリム
ヒィッ、、、また締められるぅ〜
ジェイド リーチ
ジェイド リーチ
私が話しかけているのはイソギンチャクではなく
監督生さん貴 方ですよ
ユウ
ユウ
え?!
自分ですか?!
フロイド リーチ
フロイド リーチ
なぁ〜にエビみたいにビクってしちゃって…
エビ…小さいから小エビちゃんかなぁ
ジェイド リーチ
ジェイド リーチ
貴方はこの間リドルさん達とスパイごっこに勤しんでいましたから
僕らのことはよく知ってると思いますが改めてご挨拶を






スパイごっこってなんのことでしょうか?







すごい気になる!






あ、でもシゴトシゴト…







ジェイド リーチ
ジェイド リーチ
僕はジェイド・リーチです
こっちは双子のフロイド
フロイド リーチ
フロイド リーチ
どうも〜
フロイドで〜す
ジェイド リーチ
ジェイド リーチ
それで妹のあなた
(なまえ) リーチ
あなた リーチ
あなたで〜す!
ジェイド リーチ
ジェイド リーチ
では話を戻してもしかして貴方のお悩みは…
このバカなイソギンチャク達のことではないでしょうか?
ジャック ハウル
ジャック ハウル
もしかしてなんてよく言うぜ
ジェイド リーチ
ジェイド リーチ
ふふっ、そのことでしたら直接アズールに相談するのが一番かと
(なまえ) リーチ
あなた リーチ
ええ、そうですね
あの方はグレートセブンの海の魔女のようにとても慈悲深いお方
フロイド リーチ
フロイド リーチ
そうそう!
アズールはなんでも叶えてくれるよぉ〜、、、例えば



















フロイド リーチ
フロイド リーチ
『そのバカなイソギンチャク達を自由にしたい』とか









2人と1匹   「「「えっ?!」」」







ジェイド リーチ
ジェイド リーチ
もちろん、タダでとは行きませんが
ジャック ハウル
ジャック ハウル
チッ、それが狙いかよ
フロイド リーチ
フロイド リーチ
俺たち親切で教えてんの
ね、あなた
(なまえ) リーチ
あなた リーチ
はい、フロイドお兄様
わたくし達悩んでる人を放っておけないたちですものねジェイドお兄様?
ジェイド リーチ
ジェイド リーチ
ええ、もしその気がありましたら
夜9時過ぎに『モストロ・ラウンジ』へお越し下さい
(なまえ) リーチ
あなた リーチ
ユウさん!待ってますわね☺️
フロイド リーチ
フロイド リーチ
待ってるねぇ〜小エビちゃん😄
ジェイド リーチ
ジェイド リーチ
おいしいお茶を入れて待ってます😊



























エース トラッポラ
エース トラッポラ
監督生!お願いだ!
デュース スペード
デュース スペード
申し訳ないが、お願いします!!!
グリム
グリム
お願いなんだゾ〜!
ユウ
ユウ
え、ええ…






















 

《今のモストロラウンジ》








そして今に至るのです!







ユウ
ユウ
わかりました
自分も契約します!
ジャック ハウル
ジャック ハウル
な、何言ってんだ?!









ユウさん…意外と度胸がありますわね








それに、ふわふわの…耳…しっぽ……うっ、ジャックさんを触りたい








2人とも魅力的です…








ジェイド リーチ
ジェイド リーチ
あなた、大切な場なのによだれを垂らしてはいけませんよ
フロイド リーチ
フロイド リーチ
なになにぃ?腹減ったの?
(なまえ) リーチ
あなた リーチ
いえ、わたくしとしたことが…すみませんでした⬅︎















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