※🔞要素が含まれますので、苦手な方は閲覧を控えてください。
私が手を伸ばすより先に、彼に抱き締められていた。
お風呂上がりの私より、高い体温。
鼻をかすめる自分と同じシャンプーの匂い。
抱き締められて感じる、体格の差。
ほんの数秒。
特に何を言うわけでもなく。
でも互いに思っている事はひとつだろう。
彼の首に手を回す。
ひょいと持ち上げてられて、寝室へ運ばれる。
そのままゆっくりとベッドへと沈みながら、キスをする。
軽いキスから、深いキス。
暗いからよく見えないけど、多分余裕のない顔しているんだろうな。
いつもの青宗からは想像できないのが、すごく興奮する。
舌先で上顎をなぞられて、塞がれていた口から思わず声が漏れる。
同時にどちらのか分からない唾液が、口の端から流れるのを感じた。
目が慣れてきて見えた彼の表情は、嬉しそうに口角を上げ、とても意地悪な顔をしていた。
体温が上がって暑くなったのかTシャツを脱ぐ。
私の服は一気に上下脱がされてしまい、下着だけになった。
何度も見られているはずなのに、まじまじ見られると恥ずかしい。
触れるだけのキスをしてから、そのまま下へと顔が移動していく。
その間にブラのホックは外されていた。
解放された膨らみは、キスだけで先端が固くなっているのがわかった。
それに気付いて顔を赤める。
青宗はそれに気付いているのか、
気付かないフリをしているのか。
軽く笑みをこぼしてから、ゆっくりと舌全体を使って先端を舐めた。
表情を伺うように、こちらを眺める上目遣いの彼と目が合った。
見せつけるかのように舌先を動かす。
その仕草はとても厭らしくて、身体の奥が熱くなる。
すると太ももに彼の手が伸びてきた。
指先で滑らせながら、上下に往復する。
ゾワゾワと鳥肌が立つ。
触るなら、触って欲しい…
普段の私なら、絶対恥ずかしくて言えないのに。
今日はどうしちゃったんだろう。
私はそのまま、彼と
激しい夜を過ごした。
目を開ける。
疲れてそのまま眠ってしまったようだ。
時計に目をやれば、9時。
いつもだったら仕事に行ってる時間だけど、今日は休日だ。
隣ですやすやと寝ている青宗を見る。
綺麗な寝顔で、規則正しい寝息が聞こえる。
こんな可愛い人なのに、夜は…
思い出して顔を赤くする。
暑くなって水でも飲みに行こうと、ベッドを出ようとしたところで後ろから抱き着かれる。
少し掠れた声。
寝起きという事もあるだろうけど、今の私は違う理由が頭に浮かんでしまう。
さすがに私が変な顔してたのは見てないと思うけど、いつから起きてたのか気になった。
バレてる。
恥ずかしさのあまり穴があったら入りたい。
そう言いながら首筋に軽く噛み付く青宗。
すでに体温が上がっていた私は、すぐに彼に流されてしまう。
そのままお昼ご飯の時間まで、昨日の夜の続きをして過ごしたのだった。
リクエスト頂いてました、イヌピーです🙌
大人ver.という事でちょっとえちちにしすぎたかもしれん…生々しくてごめんよ。
10/18イヌピー誕生日おめでとう🎉
友達に漫画貸してて、24巻のイヌピーの裸見たいのに見れない辛い助けて((
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!