――――そして一行は藤の家へ着き、医者の診察・治療が終わり、各々束の間の休息をする。
相変わらず善逸は、炭治郎とあなたの仲を裂こうと何かしろ理由をつけてはあなたを呼ぶ。
あなたもそれを断れず、はいはいと従うものだから、炭治郎の気持ちは限界をとうに越えていた。
あなたはそそくさと部屋を出た。
行く宛もなく、廊下を彷徨っていると、角から伸びてきた手によって引き寄せられた
薄暗闇に段々と目が慣れてきて、手の正体が明らかになる。
表向きは笑っているが、その笑顔が何だか妙に感じ、違和感を覚える
――――ちゅ…
いきなりの接吻を受けながらも、あなたは炭治郎の指摘に確かに…と納得する
あなたは炭治郎に抱き寄せられ、更に深い接吻をされ、
そのうち息苦しくもなり、あなたは炭治郎の胸を叩いて訴える
長男なのに、不甲斐ない…と炭治郎は下を向く
あなたは思わず炭治郎に抱きついた。
…もし、タイミング悪く現代に帰ったとしても………
自分から、こんな大胆な事を言い出すとは思ってなかった…
―――二人は再び接吻をし、誰も使っていない部屋へと消えた……
後悔なんて、しない。
一生で一度の恋……
例え歴史が狂っても……構わない。
あなたとなら。
炭治郎さんとなら。
一緒なら、怖いものなんて、何もない……
…to be continued.
――――――――――――――――――――
今回は1380文字と少なくてごめんなさい。
裏寸前でストップかけました(笑)
てか、炭治郎との裏は想像できません//ι
…が、彼はきっと肉食系だと(笑)激しそう…(鼻血)
懺悔は雑談にて後程。では。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!