第13話

もう君を離さない…
648
2021/01/15 07:16


――――そして一行は藤の家へ着き、医者の診察・治療が終わり、各々束の間の休息をする。


相変わらず善逸は、炭治郎とあなたの仲を裂こうと何かしろ理由をつけてはあなたを呼ぶ。


あなたもそれを断れず、はいはいと従うものだから、炭治郎の気持ちは限界をとうに越えていた。
我妻善逸
あなたちゃ~ん、膝枕して~❤️
あなた
え…膝枕…?それは、ちょっと…ι
我妻善逸
えー!包帯巻いて貰ったし、汚れないから!それに、君の膝で寝る方が直ぐ治る気が…//
あなた
(鼻の下ビローンってなってる…||)
あなた
わ、私、廁っ…!(確かトイレは廁だよね)

あなたはそそくさと部屋を出た。
あなた
(…前にも増して善逸さんの甘々?がヒートアップしてる…ι)


行く宛もなく、廊下を彷徨っていると、角から伸びてきた手によって引き寄せられた


あなた
Σ…うわっ……!!ι
あなた
だっ、誰っ…ι
あなた
(あれ、この手の感じは…)

薄暗闇に段々と目が慣れてきて、手の正体が明らかになる。
あなた
た、炭治郎さん…どうしたの?//
竈門炭治郎
あなたこそ廊下に一人でどうしたんだ?
あなた
…善逸さんがあまりにしつこいから…逃げてきちゃったι
竈門炭治郎
そうだったのか。

表向きは笑っているが、その笑顔が何だか妙に感じ、違和感を覚える
あなた
……炭治郎さん、どうしたの?
あなた
ねえ、……
――――ちゅ…
竈門炭治郎
君は隙がありすぎるんだ。
あなた
…///!ま…まぁ、隙だらけかもしれない…ι

いきなりの接吻を受けながらも、あなたは炭治郎の指摘に確かに…と納得する
竈門炭治郎
…ほら、言っている側から…
あなた
え…?


あなたは炭治郎に抱き寄せられ、更に深い接吻をされ、
あなた
ん…んんっ…ι///
あなた
(深いキスで…頭クラクラしてくる…//)
そのうち息苦しくもなり、あなたは炭治郎の胸を叩いて訴える
竈門炭治郎
ん…はぁ…ι//すまない、大丈夫か?
あなた
…はぁ、う…うん…ι///
竈門炭治郎
あなたの事を信用してない訳じゃないけど、他の男とあなたが一緒に居るのが堪えられない…ι//

長男なのに、不甲斐ない…と炭治郎は下を向く
あなた
……私だって…そうだよ
あなた
前に炭治郎さんとカナヲちゃんと楽しそうに話してたの、見るだけで、思い出すだけで胸が張り裂けそうなの…//
あなた
でも、カナヲちゃんは友達だし、こんなこと思っちゃいけないのに…ι//私、最低かも…
竈門炭治郎
それを言ったら俺だって、善逸に何回嫉妬したかわからない…ι///
竈門炭治郎
君は…あなたは俺だけのものじゃないのか…?///
あなた
私は、全て炭治郎さんのものだよ…///炭治郎さんの全てだって、わ、私のもの…ι//

あなたは思わず炭治郎に抱きついた。

あなた
誰にも……渡したくない//
竈門炭治郎
ああ、俺は君の…あなたのものだ…
あなた
離れない、ずーっと一緒…//

…もし、タイミング悪く現代に帰ったとしても………
あなた
(…!嫌……帰りたくない!)
あなた
………っι///
あなた
た、炭治郎さん、私を…あなたのものにして…//炭治郎さんでいっぱいに…してι//


自分から、こんな大胆な事を言い出すとは思ってなかった…
竈門炭治郎
俺も、同じ気持ちだ…//


―――二人は再び接吻をし、誰も使っていない部屋へと消えた……


後悔なんて、しない。


一生で一度の恋……


例え歴史が狂っても……構わない。



あなたとなら。



炭治郎さんとなら。



一緒なら、怖いものなんて、何もない……





…to be continued.

――――――――――――――――――――

今回は1380文字と少なくてごめんなさい。

裏寸前でストップかけました(笑)

てか、炭治郎との裏は想像できません//ι

…が、彼はきっと肉食系だと(笑)激しそう…(鼻血)

懺悔は雑談にて後程。では。

プリ小説オーディオドラマ