第2話

あの事件の真相

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2019/02/10 16:41






私は学校が終わると


一緒に帰ろう、と言っていた
約束を破って



無我夢中に走って走って走りまくった。







まぁ目的地は家だけど笑

あなた

…はぁ、もうやだ

望

何がもう嫌なんや

あなた

え、お兄ちゃん？、早ない？

望

あなたが走ってくの見かけたから
追いかけた。

あなた

あ、そうなん、だ

望

なんか俺に隠してることあるやろ

あなた

べ、別にないけど

望

そんなわけない俺の事が
好きなあなたが約束破るなんて
なんかあったに違いないわ

あなた

あ、！そう言えばお兄ちゃんって
彼女いるんやね〜





あぁ、はい。自虐しに行きました私。







少しは違う、て言って欲しくて。

望

…あぁ、見てたん？

あなた

…あ、たまたま、

望

あれ、演技の練習やけど、

あなた

え、あ、そうなん？
でも、キスして、た、よ？

望

そういうシーンが文化祭であるねん

あなた

あ！そうやったんかぁ、！
なんなぁ、びっくりしたわ、笑

望

そうやねん！ほんま心配かけて
すまんなぁ





確かに周りに人いたし、



めちゃめちゃうちの勘違いやん、。










あーーー胸の痛みはなんやったん！？





恋かと、思ったよ。笑








まさか、お兄ちゃんに恋なんて
ありえないよ。










前のは、きっと、“気の所為”

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第3話お兄ちゃんVer.

こぉ☺︎︎︎︎

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。