いやぁ、…………な?誰にでも隠したい秘密というものがあるわけで………な?
なんだよそれ?
加賀が眉間に皺を寄せる。
………まあ、別に良いじゃん。さっさと自由行動ならないかなー
土産屋行きてぇ!
猪上ナイス!
いやぁ…………それにしても、危なかったな……
この調子で大丈夫なのか……………
───
じゃあ、ここから自由行動だ。羽目はずさない程度に自由にやっていいぞ~。
Eクラスの生徒が解散していく。
やったぁぁぁぁ!
解放されたぁぁぁ!
はぁ…………疲れた。
まぁ、私もある程度自由にやるか。見回りついでに。
…………あいつら、学校に行くって言ってたな……嫌な予感が…………
………うん、気のせいだよな………?即刻私の学校突き止めるとかないよな………?
そこら辺を歩いていたうちのクラスの生徒の声が聞こえた。
なぁ!『白銀の龍』の出身校見つかったらしいぜ!
え、マジ!?なんて学校だよ!
春風学校っていうらしい。俺らも行くか!
おう!
ぎゃあぁぁぁあ!
嘘だろ…………!
私の出身校…………バレてる……………!!
───────────────────────
すみません…………スランプ気味…………
ちょこちょこと更新してきます………
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!